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台湾:結婚平等法を考えるプライドパレード2014、数万人が参加

カテゴリー: 台湾(中華民国), 同性愛者の権利 (LGBT), 市民メディア

(原文掲載日は2014年10月28日です。記事中のリンク先は英語または中国語です)

レインボーフラッグの下を歩く(撮影:Sound of Silence)CC BY-NC 2.0. [1]

レインボーフラッグの下を歩く(撮影:Sound of Silence)CC BY-NC 2.0.

2014年10月25日、台湾LGBTプライドパレードにおよそ7万人 [2]が参加した。パレードは性的嗜好や性別認識の多様性をたたえ、世間に理解を求める [3]ためのものである。

参加者数は2003年の第1回以来、過去最多 [4]となった。台湾プライドパレードは近年アジア最大の規模となり、海外からも多くの参加者を呼び込んでいる。

2014年のパレードは「クィアズ・シューズで歩こう [5]」をテーマに掲げ、身体障害者、HIV陽性者、性労働者等、社会的に除外されたLGBTコミュニティの声に焦点を当てた。(訳注:クィアには「風変わりな」「同性愛者の」という意味がある)

参加者の多くは同性婚合法化への支持を表明した。台湾伴侶権益推進連盟 [6]は2012年に平等結婚法案 [7]を立法院に提出。2013年10月25日、法案は議会の第1読会を通過したが、多数の同性婚反対派の動員を受け [8]立法は見送られた [9]

同性愛者の権利向上を目指す活動家たちは、議員に法案検討を再開するよう今年10月上旬から働きかけ [10]、10月16日に公聴会 [11]が行われた。今年のプライドパレードには多くのLGBTコミュニティのカップルが参加し、自らの経験や希望を周囲と分かち合った [12]

以下、パレードの画像をいくつか紹介する。

レインボーカラーのテディベアをつけた参加者(撮影:J. Michael Cole)CC BY-NC 2.0. [13]

レインボーカラーのテディベアをつけた参加者(撮影:J. Michael Cole)CC BY-NC 2.0.

パレードの参加者たち(撮影:J. Michael Cole)CC BY-NC 2.0. [14]

パレードの参加者たち(撮影:J. Michael Cole)CC BY-NC 2.0.

自由広場で歌い、踊るドラッグクイーン(撮影:coolloud.org)CC BY-NC 2.0. [15]

自由広場で歌い、踊るドラッグクイーン(撮影:coolloud.org)CC BY-NC 2.0.

「8年一緒にいます」「結婚したい」と書かれたTシャツを着たゲイカップル(撮影:coolloud.org)CC BY-NC 2.0. [16]

「8年一緒にいます」「結婚したい」と書かれたTシャツを着たゲイカップル(撮影:coolloud.org)CC BY-NC 2.0.

Participants in the parade. Photo by coolloud.org. CC BY-NC 2.0. [17]

パレードの参加者たち(撮影:coolloud.org)CC BY-NC 2.0.

校正:Rie Tamaki [18]