アルバニアとマケドニアの間に位置するオフリド湖。この湖をテーマにした写真コンテスト「湖の声」 は、このみずみずしい風景、荘厳な野生動物、廃棄された人工物を写し出し、このところ多くのマケドニア国民の関心を集めている。
このコンテストは、 市民団体オフリドSOSが計画したものである。オフリドSOSは壮麗なオフリド湖を破壊する恐れのある、危険な都市化プロジェクト を中止させるために奮闘している。オフリド湖はマケドニアで最大の自然湖であり、 ヨーロッパ大陸で 最古の湖 である。
写真は、湖面に浮かぶコブハクチョウ、湖水に生息する淡水魚や甲殻類を写し出し、さらに岸辺に捨てられた家具までとらえている。
Facebook上の投票により、オフリド湖の美しい風景と水面下に住む生物を被写体とする下の3つの写真が、コンテスト受賞作品に選ばれた。
オフリドSOSは、メンバーが最も素晴らしいと感じた写真にも賞を授与することを決めた。その受賞作品とは? 日暮れ時のオフリド湖の葦(あし)とカモメを被写体にした、下の優麗な写真である。