ガーナの野党大統領候補はFacebookいいね!で、現大統領はTwitterフォロワーでリード

The cover page of the Governance Social Media Index.

ガバナンス・ソーシャルメディア・インデックスの表紙ページ。

アフリカにおける、テクノロジーを使って効果的な統治を推進する非営利団体のペンプラスバイトは、ガバナンス・ソーシャルメディア・インデックス(GSMI)の第3号発表し、2016年12月4日現在、ガーナのソーシャルメディアにおいてどの政党やどのリーダーがもっとも存在感を示しているか、またどれだけの取り組みを見せているかを評価した。

同団体は6月30日に第1号を公表し、政党の党首、政党、また選挙管理機関がTwitterやFacebookでどれだけ存在感を示しているかを評価した。一方9月30日の第2号では、政党や候補者が2016年のガーナ大統領選挙に先立ち、どのようにソーシャルメディアを利用しているかを評価した。

今日12月7日、大統領選挙と議会選挙の投票がガーナで行われている。大統領選挙戦では、主に国民民主会議(NDC)の現大統領ジョン・ドラマン・マハマ氏と、野党候補である新愛国党(NPP)のナナ・アクフォ・アドゥ氏の争いとなる。

第3号では、国内最大野党である新愛国党の党首、アクフォ・アドゥ氏がFacebookで1,253,452のいいね!を獲得したことで、7人の大統領候補者一団の先頭に立っているとあるが、これは前回の報告と比べ200,000以上の増加となる。 マハマ大統領はFacebookで1,073,088のいいね!を獲得して2位についており、前回の報告と比べ60,000 以上の増加となる。

これは、マハマ大統領が1,007,595のいいね!で首位に立っていた第2号からの変化を示している。過去2ヶ月間にマハマ大統領が獲得したいいね!(65,493)に比べ、アクフォ・アドゥ氏はさらに多くのいいね!(272,395)を獲得した。

しかし、Twitterではフォロワー数303,924のマハマ大統領が首位に立ち、フォロワー数119,725のアクフォ・アドゥ氏が続く。報告書によると、マハマ大統領はフォロワーの数では一番になるものの、アクフォ・アドゥ氏は5,372のつぶやきによってフォロワーとより多く関わり合いを持っていた。

ペンプラスバイトの事務局長、クワニ・アヒアベヌ2世氏は同団体のウェブサイトで説明した

the report has shown that social media has become a normal and central form of communication for all segments of the population, particularly, political parties and their leaders who increasingly rely on this new media for constant engagement with their constituents because it provides direct, cheap platform, and a two-way information dissemination in real time about their programs ahead the 2016 Ghana elections.

報告書によると、ソーシャルメディアは日頃から主要なコミュニケーションの形態としてあらゆる階層の人々に使われるようになった。特に、有権者と絶えず関わり合いを求める政党や党首は、この新しいメディアをますます活用するようになりつつある。というのも、こうしたメディアは、有権者と直接関わり合える安価なプラットフォームとなるし、2016年のガーナ大統領選挙を前にして基本政策についての情報を広め、有権者との双方向かつ即時的なコミュニケーションをとることを可能にするからだ。

今年初めに、ペンプラスバイトはガーナの印刷物、ラジオ、テレビのメディア機関に関する最初のソーシャルメディア・インデックス(SMI)報告書を発表した

全ガバナンス・ソーシャルメディア・インデックスのダウンロードはこちらから。

コメントする

Authors, please ログイン »

コメントのシェア・ガイドライン

  • Twitterやfacebookなどにログインし、アイコンを押して投稿すると、コメントをシェアできます. コメントはすべて管理者が内容の確認を行います. 同じコメントを複数回投稿すると、スパムと認識されることがあります.
  • 他の方には敬意を持って接してください。. 差別発言、猥褻用語、個人攻撃を含んだコメントは投稿できません。.