長生きすることと健康的に生きることは同じ?
Gabriela Garcia Calderon Orbe Gabriela García Calderón Kaori Kuwayamaウェブログ
世界中の患者と医師をつなぐ健康に特化したポータルサイトのMedigoは、 国ごとの平均寿命の比較資料をまとめた。
平均して、今日の人間はかつてに比べて長生きだ。2000年以降、地球上のほぼすべての国で平均寿命が伸びている。2015年には世界の平均が71.4年だったが、国家間や国内においても大きな差がある。ヨーロッパと北米では平均73年、オセアニアでは71年、ラテンアメリカでは70年、アジアでは61年、アフリカではわずか55年である。
しかしMedigoは、もう一歩進んだ考察を実施し、次のような質問を投じた。
世界保健機関によれば人類はより長生きになっているが、果たしてより健康的に生きているのだろうか?
健康寿命(HALE)は、個人が健康的なライフスタイルを保って生きるとされる年数を測るために世界保健機関が用いている指標である。ヘルスケアの質や衛生、戦争などの要因に左右されるが、暴力死の影響はいまだに加味されていない。この率は近年延びてきている。
平均寿命は2000年から2015年の間で5年ごとに延び、1960年代以降でもっとも急速な増加となった。逆に1990年代には減少している。エイズが大流行したためにアフリカでの平均寿命が下がり、ソビエト連邦崩壊の影響で東ヨーロッパでの平均寿命が下がったときだ。
Medigoはインフォグラフィックを使い、国際保健のための新たな指標値を提示している。「不健康な期間」と呼ばれているもので、2000年以降、世界的にどれだけその数値が変化したかを表したものだ。
Global Voicesとのやりとりの中で、Medigoのオンラインマーケティングマネージャーである ジュリア・グタラーは、WHOによる従来の方法と彼らが提示する「不健康な期間」の方法との違いを簡単に説明した。
基本的に我々は総寿命を扱います。単にどれだけ生きるとされているかを表すもので、生まれたときに決まります。そして実際の寿命から健康寿命を差し引けば、その人が不健康な状態で生きるであろう平均年数がわかります。それが「不健康な期間」です。不健康な期間は病気や障がいをもって生きる年数のことです。
Medigoの全インフォグラフィックはウェブサイトで見ることができる。
校正:Hirohisa Ueno