この記事 [1]はゾーゾーの執筆によるもので、ミャンマーの独立系ニュースサイト、「イラワジ誌」に掲載されたものです。コンテンツ共有の合意のもと、グローバル・ボイスに転載しています。
(訳注: 元の記事は2017年11月2日の熱気球祭りの期間中に公開されています)
毎年ミャンマー暦で8番目、タザウンモン月の満月の週に開催される熱気球祭りを楽しもうと、今週数万の人々がシャン州の州都、タウンジーに詰めかけた。
仏教に由来するお祭り、タザウンダインは灯祭りとも呼ばれる。熱気球祭りはこの期間中、今年(2017年)は10月26日から11月4日まで開催されている。カテインと呼ばれる僧侶に袈裟(けさ)を寄進する期間も今週で終わりを告げる。
熱気球祭りは毎年、地元のチームが紙と竹で自作した熱気球を飛ばすコンテストだ。このコンテストは満月の翌日が最終日で、今年は金曜日にあたる。
植民地時代にイギリス人が年に一度、熱気球コンテストを開催したのが始まりとされているが、仏教徒も空に昇る熱気球を灯明と感じ入ったのだろう。
山上の町、タウンジーの郊外にある祭りの会場では、日中は気球を飛したり、移動遊園地が開催中だ。
タウンジーの熱気球祭りは有名であり、華やかな祭りを通してミャンマーの文化の意義を体感できるイベントなのだ。だが熱気球を飛ばす時に起こる事故によって、けが人 [2]や死者さえ出ることがある非常に危険な祭りでもある。
熱気球祭りからの写真:
校正: Mitsuo Sugano [3]