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トリニダード・トバゴの復活祭を紹介 

カテゴリー: カリブ, トリニダード・トバゴ, スポーツ, 写真, 宗教, 市民メディア, 環境, 食

 

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復活祭の休日はトリニダード・トバゴでは乾季 [2]の真っ最中であり、近場で休暇を過ごそうとする人たちにとっては、戸外で楽しむ方法がたくさんある。この2島からなる国家では復活祭がどのように過ごされているかを垣間見てみよう。復活祭を特色づける伝統的な行事もいくつか紹介する。

プイの木にうっとり

復活祭は、イペ [3](プイと呼ぶ地域もある)の花が満開の時期である。この時期、山腹や沿道はイペの燃えるような黄色い花で彩られる。プイの一種は、淡い桃色の花を開花させる。日本の桜のようだ。彩りにかかわらず、満開のプイの木の眺めは息をのむような光景である。毎年、ソーシャルメディアのユーザーはプイのスナップ写真を撮ってフェイスブック [4]やインスタグラムに載せている。トリニダード・トバゴでは満開のプイの花なくして、復活祭の気分は味わえない。

 

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カキ氷を味わう

かき氷は一年中いつでも味わうことができる。しかし、砕いた氷と様々な風味のシロップそして(しばしば)コンデンスミルクで作った彩り鮮やかなスイーツこそ、復活祭の時期限定のさわやかなご馳走である。人出の多い海岸やクィーンズ・パーク・サバンナ [7](首都のよく知られた緑地)のあちこちにこの屋台が出て人気を集めている。

 

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凧あげ

もう一つ、復活祭に人気のある伝統行事は凧揚げである。毎年、復活の主日にクィーンズ・パーク・サバンナで 凧揚げ大会 [10]が開かれる。

 

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[12]

復活の主日の凧揚げ大会参加者 トリニダードのクィーンズ・パーク・サバンナにて 写真:ジョージア・ポップルウエル  CC BY-NC-SA 2.0.

クリケットの試合

「白色のユニホーム」で着飾ったクリケットチームが、各地の競技場(もちろん、クィーンズ・パーク・サバンナでも)で親善試合をしている光景もこの時期によく見られる。

 

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ホットクロスバンをモグモグ

復活祭にホットクロスバン [14]を食べなければ、どうしても復活祭とは言えない。宗派 [15]に関していえば、トリニダード・トバゴ国民の圧倒的多数はキリスト教徒である。したがって、聖金曜日にホットクロスバンを食べるのが伝統行事となっている。

 

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校正:Haruna Kanamori [17]