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アルバニアの10代女子たち、家庭内暴力の被害者を救済につなぐアプリを作成

カテゴリー: 東・中央ヨーロッパ, アルバニア, テクノロジー, デジタル・アクティビズム, 人権, 女性/ジェンダー, 市民メディア, 意見, 教育, 科学, 若者

携帯電話でアプリをチェックする女の子たち GjejZaの許可を得て使用

女性たちの2人に1人 [1]が暴力に苦しんでいるアルバニアで、3人の10代の女の子たちが、家庭内暴力の被害者たちを救済しようと力を合わせた。

「D3c0ders(デコーダーズ)」として知られるアルラ・ホッハ、ディア・ロジャニ、そしてヨナンダ・シュカラシの3人は、 モバイルアプリ「GjejZa」 [2](「ジェイザ」、アルバニア語で、「自分の声を見つけて」の意味)を作成した。このアプリは、家庭内暴力のサバイバー(生存被害者)をシェルターや警察支援団体などの重要なリソースにつなげるものだ。

また、アプリにはジェンダーに基づく暴力についての知識、暴力体験をを乗り越えた女性たちによる心に強く訴える実話、そして呼吸法や瞑想法などの情報も掲載されている。

「GjejZa」は、アルバニア国内に蔓延する、ジェンダーに基づく家庭内暴力の問題に立ち向かう助けになるという希望のもと、3人の16歳のアルバニアの女の子たちによって作成された。

アプリは、 Google Play storeでダウンロードできる。 [11]

Gjejzaは Play Storeでダウンロードできます。
GjejZaの様々な機能を使って、あなたの声を見つけましょう。
30日間のプログラムには、暴力にまつわる俗説を壊すためのメンタルエクササイズや瞑想法、サクセスストーリー、そして他にもたくさんの機能が用意されています。
あなたの周りに苦しんでいる人がいたら、すぐに GjejZaのことを教えてあげてください!

アルバニア語と英語の YouTube動画 [14]で語られているように、3人の女の子たちは、首都ティラナにあるアメリカ大使館の 手ほどき [15]を受けて、4年をかけてコーディングとアプリ作成を学んだ。

虐待を受けた女性のための国営ホットラインの代表を務めるアイリス・ルアラシ氏がロイター通信に語ったところによると [1]、アルバニアでは女性たちの2人に1人が暴力に苦しんでいる。これは2018年の調査に基づくもので、同調査によると、2018年には4000件の家庭内暴力が報告されている。

ルアラシ氏自身が、GjejZaの支持者の1人である。

GjejZaは、16歳のこの才能ある女の子たちによって考案された、被害者とNGO、制度をつなぐアプリです。

国連機関の支援のもとに実施された2018年度の調査 [19]は、調査対象の3,443人のアルバニア人女性の52.9%が、その生涯の間に、5つの異なるタイプの暴力のうちの少なくとも1つを経験しており、そのうちの18.1%が性的暴力を受けていることを明らかにした。調査対象の女性たちは18歳から74歳であった。

悲観的な統計、アルバニア人女性の18.1 %が#性的暴力を経験。今年の#性差別に基づく暴力廃絶活動の16日間のテーマは、「レイプに立ち向かう平等を目指すすべての世代」。@unwomenalbania@UNFPAAlbania@SwedeninAL は、@ShendetesiaALと共にこのメッセージを国中に伝えます。

この3人のティーンエージャーたちが、テクノベーション・チャレンジコンテストで受賞して注目を集めた。

おめでとう、D3C0ders。サバイバーと広く一般の女性を支えるアプリにより、シニア部門優勝獲得ファイナリストになったアルバニア初のチーム。
アプリに対して、または彼女たちのさらなる能力育成の助成として、15,000ドルを贈ります。

ごく最近、彼女たちはもう1つの賞にノミネートされている。

おめでとう、アルラ・ホッハ、ディア・ロジャニ、ヨナンダ・シュカラシ、オードリー・イザベル、そしてブリアンナ・ゴパウル。あなたたちは、Aspiring Teen Awardにノミネートされました。

校正:Akane Sato [38]