バミューダのトライアスロン選手フローラ・ダフィーが同国初の金メダルを獲得 国の誇りとして称賛を浴びる

2012年ITU世界トライアスロンシリーズ最終戦エドモントン大会で集団の先頭を行くバミューダのフローラ・ダフィー Photo by Sangudo on Flickr, CC BY-NC-ND 2.0.

カリブ海の英領バミューダは、 フローラ・ダフィーが頑張ったおかげでオリンピック史上初の金メダルを獲得した。7月26日に行われた東京オリンピックの女子トライアスロンは、悪天候で東京湾が荒れたためスタートが遅れたが、33歳のダフィーが優勝した。そのおかげで参加国の中で最も人口の少ないバミューダが、オリンピックで初めて金メダルを獲得するという栄誉に浴することになった。

こんにちは、@BERMEMESさん。ご要望に沿えるように改善しました。バミューダ史上初の金メダルおめでとう。フローラ・ダフィー

ダフィーの記録は1時間55分36秒だった。あと二人のメダリストのうち、英国のジョージア・テイラー=ブラウンはダフィーより1分14秒遅れて銀メダルだった。米国のケーティ・ザファーズは1時間57分03秒で3位だった。

ダフィーは2位を1分以上引き離して優勝した。

ダフィーは本当に優勝したんだ。

悪天候の中で、ダフィーは常に安定して競技を続けた。スイム中に第一集団から抜け出すと、次のバイクでは、1周目を終わった時点で、第一集団の3人の中の1人だった。2周目では先頭に立ち集団を引っ張った。バイクでは常に安定したペースを保った。

しかし、ダフィーが優勝を確実にする活躍を見せたのはランの第1周目だった。1周目以降も先頭を保ち、後続との時間差を広げ続けた。そして、首位をキープしたまま見事フィニッシュし、母国にオリンピック初の金メダルをもたらすという快挙を成し遂げた。

フローラ・ダフィー、君はバミューダ国民みんなに誇りをもたらしてくれた。スタートからゴールまで「金メダル」にふさわしい競技ぶりだった。おめでとう。すばらしい。

地球の裏側では、バミューダ国民が彼女の快挙を祝った。

フローラ・ダフィーが今日示した愛国心は素晴らしい。私たちも愛国心を持ち続けて、バミューダの選手がオリンピックのゴール目指して活躍できるよう応援を続けよう。

島中の家庭で祝賀の意を込めて吹き鳴らすラッパの音が響き渡った。

我が家の周りでは、みんながラッパを吹き鳴らしている。素晴らしい光景だ。

誰かラッパを持ってないの。

当然のことながら、多くのバミューダ人が彼女の優勝に感激している。

私は涙をこらえている。バミューダの人たちは感激の涙を流している。

うちの子供たちが今日、歴史的快挙を目の当たりにした。この瞬間をずっと記憶にとどめておきたい。クラレンス・ヒルが銅メダルを獲得した時は、まだ私は生まれていなかった。でも、ダフィーの優勝の瞬間を目にすることができたのでうれしくてしょうがない。

ヒルは、1976年のモントリオール・オリンピックのボクシングで銅メダルを獲得して、バミューダに初のメダルをもたらした選手である。彼は、ダフィーの優勝で、バミューダのオリンピック選手なら誰でも長い間、内に秘めていた自信がよみがえったと語った

一方、感激のあまり歌詞を書き留めた(または、思いついた歌詞を口に出して歌った)ソーシャルメディア・ユーザーも何人かいた。

ダフィー、彼女こそ勝者。
バミューダ人の彼女がトライアスロンで優勝した。
歳は33才。
この前は銅メダルだった。
今回は、金メダル。
彼女が錬金術を使ったんだ。

ヘイ、シリー 「バミューダの誇り」を奏でて。

ツイッターユーザーは、ダフィーの優勝がバミューダの団結と誇りにどれだけ尽くしたかを述べた。

パニーニを食べながらの口論。 優勝争いにまつわるジョーク。 バミューダ選手の応援をしようとして立ち止まったのは我々だけじゃない、ワクチンを打つ派も打たない派も何もかも止まっている。バミューダのツイッターを覗いてくれ。

フローラ・ダフィー、おめでとう。プライドでいっぱいよ。やったわね。バミューダで初めてのオリンピック金メダル。

ソーシャルメディアユーザーの中にはダフィーをこれまでにまれにみる英雄だとたたえる人もいる。また、ある人にとっては、国歌が演奏される中で表彰台で一番高く掲げられる国旗を見上げるのは、信じられないほど感動的なことであった。

優勝旗が掲げられている。ダフィーとヒルに万歳。

自分は、このレースに参加するにあたって肉体的にも精神的にも心構えができていた、また、ライバルのジョージア・テイラー=ブラウンはバイクレースでタイヤがパンクして時間をロスしたが、私はそのような不運に会うこともなかったと、ダフィーは語った。一方、彼女を応援するバミューダ国民は、優勝してほしいという自分たちの気持と応援が、少しは彼女の好記録に影響を与えてたと思っている

フローラ・ダフィーは鐘の音もバミューダからの応援の声も聞いたに違いない、と解説者は語った。

優勝パレードをしよう、そして今日を国民の祝日にしよう。彼女の優勝は歴史的出来事だ。そして、彼女は2022年の国民的英雄だ。このことを疑う者はだれもいない。

あるツイッターユーザーは、短くはあるが雄弁な言葉で彼女の業績をたたえている。

何といっても金だ。
何とも言えない気持ちだ。

校正:Eiko Iwama

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