記事 from 10月, 2007
コスタリカ:自由貿易協定採択
10月7日、コスタリカ市民は自由貿易協定の運命を決定する国民投票に参加し、その日市民は立法者となることができた。双方にとっても非常に緊迫した日となった。
カザフスタン: 物価の高騰
国際監視団から非民主的と判断された議会選挙の直後、カザフスタンの物価は狂乱状態に陥った。17年にわたり政権を握っているヌルスルタン・ナザルバーエフ大統領が率いる与党「ヌル・オタン」は、社会主義経済の達成と全国民へのよりよい生活の約束についてのキャンペーンを展開してきた。結果的に全議席を獲得したものの、勝利の第一日目は、その成功の稀に見る低評価と公約に対する幻滅によって台無しになった。
台湾: ゲーマーの国旗掲揚論争
台湾のeスポーツプレイヤーLiu You-chenは、アメリカのシアトルで行われたWorld Cyber Games(ワールドサイバーゲームズ) (WCG) 2007の表彰式で銅メダルを受け取った際、中華民国旗を突然掲げた。台湾のメディアUnited Daily News(聯合報)は、2人の中国人ゲーマーが警察やイベント主催者達が割って入るほど台湾人参加者達を侮辱し責めたと報じた。 この出来事に対する中国本土のネチズン達の反応を紹介する。
エジプト:ブログを書くことについて感じること
親戚や友人が自分の生活について書いたブログを読んでいることに気がつく。人びとから見られているとなると、思っていたほど自由でいられるか?
台湾:2007台湾プライドパレード
10月13日、第5回台湾プライドパレードが台北東地区で開催された。この催しには15,000近くが参加した。今年のテーマは「レインボー・パワー」。参加者は7つのグループに別れ、それぞれ7つの色のものを身につけたり手に持ったりして、巨大なレインボーを作った。
スーダン:死があたり前になるとき
大抵の人にとって、誰かの死を目の当りにするのは精神的に衝撃的な経験だ。しかし、周囲に死があふれる環境に長い時間いると、ただの「そういう日」であり大したことではなくなってしまう。
台湾:『ラスト、コーション』で愛国的反逆者をめぐる議論
(ショートリンク)アン・リー監督作『ラスト、コーション』により台湾において日中戦争(1937-1945)時の「愛国的反逆者」の再評価について議論が起こっている。
ウクライナ:被害者は儲かる?
(ショートリンク)MoldovAnnは、「いわゆる”チェルノブイリの子どもたち”」のためのプログラムやその他のチェルノブイリ関係の援助活動に対し批判的な見方をしている。
タンザニアの写真ブロガーMaggid Mjengwaへのインタビュー
今日は皆さんにMaggid Mjengwa(マジッド・ムジェングワ)をご紹介しよう。 Maggid はタンザニアの有名写真ブロガーの一人だ。彼は、ブログと写真、政治活動を融合させようと努力してきた。非常に活動的なブロガーというだけでなく、Maggidはタンザニアのスワヒリ語週刊紙RAIの有名なコラムニストでもある。彼はものを書くことへの愛情やどのようにして電子メディアに関わるようになったかについてわれわれに話してくれた。
特集報道:2007年ビルマ抗議運動
最近のミャンマーでの抗議デモは、国内外で全てのリスクを負いインターネットを通じニュース、写真、そしてビデオなどを広めようとした勇気ある人びとがいなければ、これほど大きな話題にはならなかっただろう。