記事 from 8月, 2010
中国:映画『余震』、史談それとも政治的寓話?
2008年の四川大地震は、豆腐のようにもろい学校建築の問題や、人権擁護を訴える譚作人氏の逮捕などを受けて、マスコミにおいてタブーとなっているが、1978年に河北省唐山市で24万2,000人に上る死者と16万4,000人もの重傷者を出した史上最悪の天災である唐山地震を描いた映画が、34周年記念日の6日前に上映された。
ブラジル:先住民の抗議キャンプ、8か月め
今年1月はじめから、ブラジルの様々な先住民族のメンバーらが、ブラジリアの法務省前で野宿をしている。先住民コミュニティは、政府やFUNAI (Fundação Nacional do Índio---ブラジル先住民族を守るための国の機関)、そしてNGOが、先住民族に関わる問題について彼らに相談することもなく、彼らを裏切ったと非難している。 AIR (Acampamento Indígena Revolucionário – 革命的先住民キャンプ)は3月に、ブログを立ち上げ、彼らの主張を示している。
中国:BPの資産を買付よう!
イギリスのウィリアム・ヘイグ外相は7月8日、戦略的な交渉を通して経済協力の強化を目的に北京を訪問したが、ネットメディアは、今回の交渉の主な目的が中国海油がBP社の南米事業における資産を買い付けする決定を打ち出すためであるという憶測に注目している。
マレーシア:海外直接投資が激減
最近発表された国連貿易開発会議の2010年度世界投資報告書により、マレーシアの国民に自国の経済状況が明らかにされた。マレーシアへの海外直接投資(FDI)総額は、2008~2009年にかけて、73億ドルから14億ドルへと、81パーセント減少した。
バングラディッシュ:グラミン事業に対する海外訪問者たちの感想
今夏、アメリカ、ケンタッキー州にあるNorthern Kentucky Universityで行政学の修士課程を学ぶ学生と教員の8名が、バングラディッシュのグラミン銀行でインターシップを行った。彼らは様々な場所を訪れ、文章や写真やビデオでブログに自分たちの体験を綴った。
エクアドル:コンドルの日
エクアドルでは、1991年に農業省によって採択された決議で、7月7日はコンドルの日と定められている。残念なことに、多くのエクアドル人は何も知らずにこの日を過ごす。