記事 from 1月, 2012
カタール: 豚肉の販売を巡って分かれる意見
豚肉製品が国内で購入可能になったというニュースがカタール中に広がっている。もっとも、カタール流通社の店舗でのみ、それもアルコール販売許可がある店舗だけではあるが。
アメリカ:NASAが生命に適した惑星を発見?
米国宇宙機関NASAは、ケプラー宇宙望遠鏡での観測によりケプラー22b(Kepler-22b)を発見したと発表した。この惑星は、その恒星からの距離が、生命に適した温度をもつ可能性があるとされる枠内にある。科学者のブロガーたちは、このニュースに対して、自身らの分析や理論を引き合いに出し、反応を示している。
スロバキア:最高額のアップルコンピューター
ブラチスラバ経済大学(EUBA)国家経済学部において、総額180万ユーロ以上のソフトウェア及び機器購入の契約が結ばれた。この中で、多くの商品が高額で契約されている。Tibor Blazkoがレポートした。
ブラジル:「ブラジルはGDPでイギリスを抜いた。それで?」
ブラジルがGDPでイギリスを抜いたというニュースがブラジル国内を駆け巡った。愛国者は鼻高々で楽観的だが、一方で、もっと憂慮すべき数値に目を向けている人もいる。GDPが6位で人間開発指数が84位、この意味に焦点をあてるブロガーもいる。
エジプト: 女性対SCAF – 勝つのはどちら?
一人のベールをつけた少女を軍人達が激しくなぐり、衣服をはいでいる写真によって、エジプトが再び大きなニュースに取り上げられた事で、世界は目が覚めた。エジプトにおける軍最高評議会の女性の扱いについて、ネチズンの反応をNermeen Edreesが取りまとめた。
バングラデシュ:気候変動による飢餓と栄養不良の増大
第17回気候変動枠組条約締結国会議(COP17)へ向けて政府の準備が進む中で、気候変動が開発途上国に与えるもっとも深刻な影響は、食糧危機などの増大をはじめとする、農業分野へのダメージだと専門家たちは警告している。その中でもバングラデシュは、もっとも危機にさらされやすい5ヶ国の1つである。
ブラジル:国民人口大多数が黒人もしくは混血 – 国勢調査で「明らか」に
人口の過半数が、黒人もしくは混血だということを人口国勢調査は明らかにした。ブラジル史上初めてのことである。Black Awareness Day (黒人のための日)の前夜に発表されたこの調査結果は、ブラジルの黒人が置かれている状況に懸念を生じさせる。
ガイアナ:警察VS抗議デモ
ガイアナで先日総選挙が行われ、ガイアナ政府を率いる新大統領が就任した。しかし、与党の人民進歩党(PPP、主にインド系ガイアナ人が支持)は、第1党の座は守ったものの、この20年弱の間で初めて議席数が過半数を割った。選挙結果が明らかになるのが遅れたことから、国民の間には緊迫したムードが流れた。突如として暴行が起きたのは、すでに新大統領が就任宣誓を終えた後だった。少数のブロガーが、警察が野党の支持者と衝突したこの事件に関し議論を重ねている。
イラン: クラスメートはどこへ行ったの?
イランの大学に見られる空席の数々は、今や居なくなってしまった学生たちのものだった。先導的な抗議団体であるTahkim Vahdatは今年、イランの学生の日である12月7日に「空席キャンペーン」を世界中に呼びかけ、教育を受けたいという願いが叶わなかった被害者たちに思いを馳せた。
サウジアラビア:女性ドライバーへの10回の鞭打ちの判決に激しい怒り
半年前にジッダで車を運転し逮捕されたサウジアラビアの女性Shaima Jastaniyaが、鞭打ち10回の刑を宣告されている。そして、これを報道した2人の女性ジャーナリストは裁判所への出頭を召喚されている。