記事 from 8月, 2012
モンゴル:野生の子ユキヒョウを追って
ユキヒョウは珍しく、とても見つけにくい。スノーレパード・トラストの科学者チームはこの大型のネコ科動物の長期調査を行っており、観察結果を最近発表した。
動画:世界規模の映像コンペ「1分間地球環境ムービーコンテスト」公募受付開始
第3回tveバイオムービーコンペ「1分間地球環境ムービーコンテスト」の受付が開始された。環境をテーマにした1分間のショートフィルムのコンテストで、カメラとアイデアを持つ10歳以上の人ならだれでも参加可能だ。残念ながら日本語での応募は不可能だが、もし英語など既定の言語でアイデアを書くことができるなら、このコンペは環境問題を映像で表現する絶好の機会となるかもしれない。
バングラデシュ:「看板公害」-醜く危険なダッカの看板
ダッカの空は企業広告の屋外看板で埋め尽くされている。ただ単に空を眺めることができないだけではなく、強風で飛ばされた看板は人命を奪う凶器にもなり得る。これまでに15人が屋外広告看板に関係する事故で犠牲となっているのである。
ロンドンオリンピックで存在感を増す中央アメリカ
ロンドンオリンピックでは、中央アメリカ諸国は、記録には残らないものの、記憶に残る多くの場面を残した。グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの人々は、ソーシャル・メディア上で自国選手の活躍をたたえた。
東ティモールのマラソンランナー、ロンドンっ子を魅了
ロンドンオリンピックの最終日を飾る男子マラソン。メダルやタイムが華々しく脚光を浴びる中、84位で完走を果たした東ティモールのランナーがいたことをご存じだろうか。本当に楽しそうに走る彼の姿は、沿道の観客をもハッピーにし、大きなスポーツイベントに参加する本来の意義を思い起こさせてくれたのである。
スリランカ:僧侶がモスクの破壊を要求
スリランカのダンブッラにおいて、仏教僧侶など2000人が暴力的な抗議活動を行った。要求は、仏教の聖地に存在するヒンズー教寺院やモスクを破壊することだ。
チュニジア:オンラインプラットフォームで警察官の横行を監視
Yezzi は警察の横行や不正をレポートするチュニジアのコラボレーション・プラットフォームだ。長年、チュニジアでは警察が腐敗し、権力乱用は見過ごされ、処罰を受けることもなかった。国民はこのような間違った行いについて内輪で話すことはあっても、公の場で公正を訴えるのはごくわずかの人だけであった。Yezzi の目指すのは、その環境を変えることである。
中東&北アフリカ: ラマダンがやって来た
イスラム暦での第9月、ラマダン が始まった。ムスリムが日の出から日の入りまでの間、断食を行う時期であり、それによって、神に近づき、自分たちに与えられた恵みを祝福する。世界各地のムスリムの人々が、この月を過ごす様子を写真に収め、ソーシャルメディアで共有を行っている。
ロシア:人権活動家、精神病院収容を迫られ国外に逃亡
ブロガーであり、カレリア共和国の青少年人権グループのリーダーである人物が、ネット上でロシア正教会を批判する発言をしたことを理由に、検察による数ヶ月間の尋問を受けた。検察は尋問の中で彼を精神病院に拘禁すると脅し、これを恐れた彼はロシアからポーランドに逃亡した。その全貌をAshley Cleekがレポートする。
マケドニア:数十年の歴史ある詩の祭典に注目を
ポルトガルの映画製作者André Soaresは、『詩の夕べ』 という国際的な詩の祭典に関する 短編映画 を上映している。 『詩の夕べ』は、マケドニアの Struga という街で1962年以降半世紀にわたり毎年開催されている祭典だ。