最新の記事 Eiko Iwama
「アラブの春」から10年ーーチュニジアは国の経済を救うために肥大化した公的部門を改革することができるのか
「革命後のこの10年間は、欧米諸国ではロマンチックに語られてきましたが、私たちにとって結局、悲惨さが増した時代であり、機能不全の国家機関とともに暮らした時代だったのです」
中国系オーストラリア人漫画家巴丢草、政治的駆け引きの道具にならないために危険な道をあゆむ
巴丢草にとって、普遍的人権へのメッセージを広めるための最良の方法は、自身のアートを介すことである。だが、オーストラリアの中国人コミュニティ内でも物語は複雑でわずかな違いがある。
ミャンマーの仏教徒がラマダン期間中のイスラム教徒に白いバラを捧げる
「ミャンマーに、宗教的過激派の居場所はない」
オリエンタリストの鏡を通して モロッコ人アーティスト、ラーラ・エッセイディとの対話
「私は自らの創作を介し、何世紀にもわたる文化遺産や芸術活動を考察し、精神的、身体的境界線を問わずオリエンタリズムという空間を探り、ジェンダー・アイデンティティ形成という観点からジェンダーの役割について問いかけているのです」
アフリカ美術はあらゆる文明を育んできた : アルジェリア人アーティスト、ラシッド・コレイチとの会話
「たとえ、教室の後ろに座っている私たちを追いやりたい人がいるとしても、この地に存在できるだけでなく学びの機会も得られるこの素晴らしいアフリカ大陸に本当に感謝しなければならないと私は感じるのです」
歴史、風景、人体 : パキスタン人アーティスト、アリ・カジームとの対話
パキスタン人アーティスト、アリ・カジームの作品は、2019年にニューヨークで開催されたフリーズ・アート・フェアをはじめとする世界各地で開催された主要な国際美術展や展示会で発表されている。
ヘイブ・カフラマンが織りなす喪失と記憶の物語
イラク人アーティスト、ヘイブ・カフラマンはアイデンティティへの問い、内なる葛藤、人間の意識を巧みに表現する
画像をはるかに超えて : スペイン人写真家、アンナ・P・カブレラとアンヘル・アルバランが写真を介して体験を描写する
スペイン人写真家、アンナ・P・カブレラと アンヘル・アルバランにとって時間、記憶、美は、二人のアートに対するプロフェッショナルな姿勢と感情を揺さぶる手法のもとに重要な三本の柱を構成する。
女性チームの手でよみがえったハーバード大学「女性計算手」の遺産
「宇宙科学に関わる現代の女性の活躍にはめざましいものがあります。でも過去も遡ってみると、女性たちは以前からずっといました。可能な限りとどまって研究し続けたのです」
インド : 「ヤク飼い」シッキムの地で消えゆく生業
インド北東部シッキム州で消滅しつつある生業、ヤク飼い。時代の移り変わりとともに彼らは今、様々な逆境に立たされている。