最新の記事 Filip Noubel
世界環境デーを記念して、生物多様性に関するグローバル・ボイスの注目記事の紹介
グローバル・ボイスでは、世界各地の生物多様性の重要性と、その取り組みに関する数多くの成果や課題に焦点を当ててきた。ここで は、今年最も私たちの関心を集めた記事を紹介する。
欧州歌謡祭ユーロビジョンは、中央アジア出身の移民に対するロシアの見方を変えられるのか?
2021年ユーロビジョン・ソング・コンテストのロシア代表として、タジク系ロシア人歌手のマニージャが選ばれた。しかし、彼女が国際的イベントで自国の顔になることを、ロシア人の多くは受け入れられなかった。
中国系オーストラリア人漫画家巴丢草、政治的駆け引きの道具にならないために危険な道をあゆむ
巴丢草にとって、普遍的人権へのメッセージを広めるための最良の方法は、自身のアートを介すことである。だが、オーストラリアの中国人コミュニティ内でも物語は複雑でわずかな違いがある。
カラバフ紛争へのトルコの介入はアゼルバイジャンへ弊害をもたらす可能性があると、ジャーナリストのロブシャン・アリエフは警告する
「今回、トルコのエルドアン大統領は、何はともあれアゼルバイジャンに武器を提供して支援しようとしているように思えます。しかし、そのような連携は、アゼルバイジャンにプラスよりもマイナスの効果をもたらすと考えます。周辺各国の独裁的な指導者は、どんな機会もとらえてそのような動きに便乗しようとしています。ですからアゼルバイジャンは慎重に行動する必要があります」
「カラバフで起きた戦闘によりアルメニアとアゼルバイジャン間の紛争解決の見通しは遠のく」と、アルメニアの政治家ミカエル・ゾリアンは危惧
「アルメニアとアゼルバイジャン間の交渉は、一般市民への攻撃が止んで初めて可能になるのです。しかし、戦闘により両国間の溝はますます広がってしまいました。だからこそ、いま対話が必要なのです」と、アルメニアの国会議員で政治アナリストのミカエル・ゾリアンは言う。
チェコの人々は詩に心を動かされワクチン接種を受け入れるだろうか?
チェコ政府は詩を使った新たな広報活動を開始。ワクチン接種に対する国民の恐怖と疑念を払拭しようと目論んでいる。
ソビエトのビンテージ音楽がウズベキスタンから世界へ発信
旧ソビエト時代の音楽家たちは戦争中のパルチザン兵さながらに、立ち塞がる数多くの障害に打ち勝って自分たちが望む音楽を演奏した。
「ナゴルノ・カラバフ紛争は新しい地政学的状況下における長年の紛争」と、南コーカサスを熟知するトム・デ・ワールは言う
アルメニアとアゼルバイジャン間の、ごく最近の武力衝突は9月27日に発生した。紛争の当事者および評論家の双方が、今回の紛争は悪化の一途をたどり計り知れない危機的な結果をもたらすだろうと予測している。
国際紛争には地名も絡んでくる:ナゴルノ・カラバフの例
それぞれの国の言語を使う人が住む地域には、複数の地名が付けられている。ナゴルノ・カラバフの場合、この地に住むアゼルバイジャン人はトルコ語とアゼルバイジャン語を使い、アルメニア人はインド・ヨーロッパ系言語とアルメニア語を使う。
モンゴルの若手写真家、モンゴルの「今」を撮る
現代モンゴルは、複雑さと矛盾を抱えている。クシュ・ゾリグ(Kush Zorigt)はレンズを通して、輝く超高層ビル、有毒汚染、そして、そんな状況の中で生きる人々の意外な物語を綴っている。