最新の記事 Filip Noubel
知られざるウイグル、その厳しい現況を発信するフランス人作家シルヴィ・ラセールへのインタビュー
ウイグルについてフランス語で初めて本を執筆したシルヴィ・ラセールによれば、中国政府のウイグル人弾圧はフランスで徐々に認知されつつある。
ベラルーシ出身の詩人が語る故国の混乱と抵抗の歴史
明らかになったベラルーシの最大の弱点......それは政府が国民のことをほとんど理解していないということ
ウイグルのメシュレップは存続できるか:伝統的な住民の集会にもおよぶ中国政府の圧力
メシュレップとは、ウイグル人が数世紀にわたって伝えてきた、音楽や会話を交えて絆を育む男性による文化儀礼である。今、中国はその民族文化の精神まで禁じようとしている。
コルカタ、サンクトペテルブルク、そしてパリ 母語から旅して:作家シュモナ・シンハとの会話
「文学は世界を変えようとはしていません。しかし、人間の正体を明らかにし、希望の種や、より良い世界への夢の種を蒔くことができるのです。」
人生は覚えた言語の数だけ並存する。だからいま136歳
言語とは自分が選んで生きていく世界のこと。そこで住人になることは、その言語の担い手のなる事でもある。
インド・ネパールの異種混交性を探るための入り口としての文学:作家プラジュヴァル・パラジュリーとのインタビュー
ネパール系インド人作家が描く、世界のネパール人移民のアイデンティティ。英語で書かれた彼の本はネパール語に翻訳され、ネパールに住むネパール人が読んでいる。なんと素晴らしいことだろう。
リバイバルはメキシコ的に!ロシアの大衆版画芸術
忘れられたロシア大衆版画をメキシコ流に再現しようとする版画家、アレハンドロ・バレートとの対話
消えゆくチェコの古書店ーそこは自由を求める人たちの心の故郷だったー
グローバリズムとネット社会に席巻され、現存するアンティックヴァリアート(チェコの古書店)も今では郷愁を誘う場所でしかない。しかしコアなファンがその魅力を語る。