Hanako Tokita

最新の記事 Hanako Tokita

ブラジル:先住民の抗議キャンプ、8か月め

今年1月はじめから、ブラジルの様々な先住民族のメンバーらが、ブラジリアの法務省前で野宿をしている。先住民コミュニティは、政府やFUNAI (Fundação Nacional do Índio---ブラジル先住民族を守るための国の機関)、そしてNGOが、先住民族に関わる問題について彼らに相談することもなく、彼らを裏切ったと非難している。 AIR (Acampamento Indígena Revolucionário – 革命的先住民キャンプ)は3月に、ブログを立ち上げ、彼らの主張を示している。

エクアドル:コンドルの日

エクアドルでは、1991年に農業省によって採択された決議で、7月7日はコンドルの日と定められている。残念なことに、多くのエクアドル人は何も知らずにこの日を過ごす。

インド:ボパール事故、判決は遅すぎたか

  2010/06/30

25年余り経った後、ボパールの法廷は、ユニオン・カーバイド社のインド支社(UCIL)に対し有罪判決を言い渡し、UCIL元幹部ら(全員インド人)8 人をインド刑法304-A条(過失致死)、304-II(過失殺人)、336、337、および338(重過失)において有罪とした。彼らはそれぞれ、禁固 2年と罰金10万ルピーを言い渡された。UCILには、罰金50万ルピーが課せられる。

オランダ:W杯でビール宣伝、女性2人逮捕

  2010/06/21

オランダのビール会社ババリアで働くオランダ人女性2人が、 6月14日に南アフリカで行われたオランダ対デンマークの試合中に、ワールドカップの公式スポンサーではないビールを宣伝したとして逮捕された。女性たちは同社が販売するギフトパックの一部である、いわゆる「オランダ・ドレス」を着た30人ほどのモデル集団のメンバーだった。

南アフリカ:W杯でブブゼラが話題に

2010年ワールドカップを象徴付ける光景といえば、おそらく真新しいスタジアムや32の参加国のファンが着ているカラフルなコスチュームだろう。そして今大会を象徴する音といえば間違いなく、試合会場の観客もテレビを観ている人も聞こえるブブゼラの音だ。

チリ:M8.8の大地震発生

現地時間の午前3時34分に、チリのマウレ州沖でM8.8の地震が発生した。震源から325キロ離れた首都のサンティアゴでも揺れが感じられた。各地で大きな被害が報告されており、被害者の数は増え続けている。また地域では、一日を通して余震も起きている。

カナダ:先住民の若者、自殺率危機的に

  2010/02/11

今月、2010年バンクーバー冬季オリンピックが開幕すると、先住民のシンボルがこのイベントを代表することになっている。大会のロゴである現代風イヌクシュクは、カナダのイヌイットの人びとが方位を示す目印として使う石の像。イヌクシュクは友情と希望のシンボルだと、主催者は言う。しかし、その希望がカナダの先住民族の若者にはない。驚くべき速さで自殺が続き、一部のコミュニティでは危機的な状況を生んでいる。

イスラエルとパレスチナの若者、ビデオで紛争理解

イスラエルとパレスチナ占領地の2つの異なる団体が、ビデオツールを使った活動を行っている。これは、ユダヤ人とアラブ人の若者たちが紛争を理解し、彼らの間にある溝を埋めることで彼らが生活している複雑な状況についての夢や心配ごと、そして考えを共有できる交流とコミュニケーションの空間を生み出すためのものだ。