最新の記事 Yasuhisa Miyata
今ここで、自分らしく自由に生きる カロリーナ・シチャの音楽とともに
ポーランドの民族音楽家カロリーナ・シチャは歌手、作曲家、そしてマルチ演奏家だ。音楽という世界共通言語を使って、ヨーロッパの少数民族に対する昔から続く偏見と戦っている。
ネパールと虎と自然保護に情熱を注いだチャールズ・ノリス=ブラウンに捧ぐ
チャールズ・ノリス=ブラウンの絵本『Did Tiger Take the Rain(トラが雨を降らせたの?)』は自然保護の重要性を見事に描き出している。虎と自然保護をテーマに新たな著作に取り組んでいた彼は、10月19日に突然この世を去った。
国民的詩人ミス・ルーの生誕103周年を祝うジャマイカ ドゥードゥルで偉業をたたえるグーグル
ジャマイカの人々が自分たちの言語や文化に誇りを持てたのは、ミス・ルーという愛すべき詩人・歌手・活動家のおかげである。
ベルリン美術館にあるネパール仏教の祭壇はどこから来たのか
映像作家のディーパック・トランジは、ベルリン国立アジア美術館で華麗な装飾が施されたネパール仏教の祭壇を発見し、盗品ではないかと疑いを抱いた。その由来を追う彼の旅路をたどる。
悲惨な内戦後、人々を勇気づけたナイジェリアのイボハイライフ音楽
オリエンタル・ブラザーズは内戦後の希望の光だった。80年代には民族楽器「エグ・エクピリ」が復活し、90年代にはブライト・チメジーがライブで印象的な「フットワーク」を披露し、イボハイライフ音楽の人気は高まった。
イボハイライフ音楽のパイオニアたち
ハイライフ音楽はナイジェリア南西部の国際都市ラゴスで人気を集め、ナイジェリア東部で変化を遂げた。イボ族の伝統的民俗文化をを取り入れ、今や世界的で人気を博しているイボハイライフ音楽が誕生したのだ。
ユーゴスラビアの戦争記念碑に刻まれた抵抗の歴史と人々の追憶は今……
旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国時代、この地の戦没者慰霊施設には多くの子どもたちが押し寄せたものだった。しかし今は……
美の山塊の彼方に旅立ったアーティスト エテル・アドナンの人生と芸術
豊かな色使い、繊細なタッチ、感動的な詩情に溢れたエテル・アドナンの作品。そこでは山々は空と大地が出会い火山となって噴火する生き物のような存在として描かれている。
さらば愛しのベースマン ロビー・シェイクスピアに捧ぐ
大きな仕事をやり遂げて世を去ったジャマイカの音楽家に世界中から寄せられた感謝と哀悼の言葉の数々
「いつも心に太陽を」 名優シドニー•ポワチエを悼む
1963年に黒人男優として初のオスカー賞最優秀男優賞を受賞したシドニー・ポワチエ。彼はその名誉以上のものを私たちに遺して去っていった。