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アゼルバイジャン ナゴルノ・カラバフ紛争の最中に国内のインターネットを遮断
9月27日にアルメニアとアゼルバイジャン間の戦闘が勃発して以来、アゼルバイジャンではインターネットへの接続が不安定な状態が続いている。
「カラバフで起きた戦闘によりアルメニアとアゼルバイジャン間の紛争解決の見通しは遠のく」と、アルメニアの政治家ミカエル・ゾリアンは危惧
「アルメニアとアゼルバイジャン間の交渉は、一般市民への攻撃が止んで初めて可能になるのです。しかし、戦闘により両国間の溝はますます広がってしまいました。だからこそ、いま対話が必要なのです」と、アルメニアの国会議員で政治アナリストのミカエル・ゾリアンは言う。
「ナゴルノ・カラバフ紛争は新しい地政学的状況下における長年の紛争」と、南コーカサスを熟知するトム・デ・ワールは言う
アルメニアとアゼルバイジャン間の、ごく最近の武力衝突は9月27日に発生した。紛争の当事者および評論家の双方が、今回の紛争は悪化の一途をたどり計り知れない危機的な結果をもたらすだろうと予測している。
国際紛争には地名も絡んでくる:ナゴルノ・カラバフの例
それぞれの国の言語を使う人が住む地域には、複数の地名が付けられている。ナゴルノ・カラバフの場合、この地に住むアゼルバイジャン人はトルコ語とアゼルバイジャン語を使い、アルメニア人はインド・ヨーロッパ系言語とアルメニア語を使う。
アルメニア:ドメスティック・バイオレンスが命を奪う
アルメニアにおけるドメスティック・バイオレンス問題は有名だが、オープンに語られることはほとんどない。しかし、夫と義母に暴行を加えられ死亡した若い女性の家族のビデオ・インタビューは多くの人々に衝撃を与え、怒りを招いた。