記事 スペイン語 from 10月, 2011
アメリカ合衆国:「ウォール街を占拠せよ」デモがニューヨークの金融地区の中心を乗っ取る
ニューヨーク市の金融地区で、カナダの団体 アドバスターズとハッカーグループ、アノニマスに支持され、「 ウォール街を占拠せよ / Occupy Wall Street (ツイッターでのハッシュタグは #occupywallstreet ) 」グループが平和的な抗議活動を行っている。
米国:ヒスパニックの貧困率が上昇
米国経済は遅々として好転せず、再び景気低迷期に陥ってしまったように見える。最新の国勢調査結果によると、貧困率は15.1%、つまり4600万人を超える米国民が貧困層に入るという。特にヒスパニックを中心としたマイノリティーが景気減速の影響を大きく受けている。
ボリビア:先住民デモ隊を警察がユクモで弾圧
ボリビア、イシボロ・セクレ国立公園先住民居住区の先住民デモ隊が、道路建設計画に反対を表明すべく、500kmに及ぶデモ行進を始めてから一ヶ月以上が経過した、9月25日5時頃、警察がデモを阻止すべく催涙ガスを使った鎮圧作戦を実行した。この記事では、事件当初の現場からの様子と先住民デモ隊の声を届ける。
CIVICUS: 市民社会力を考える
市民社会の様々な代表者たちが、カナダ、モントリオールで三日間開催されたCIVICUS世界会議に集い、人々が自ら希望を抱いて結集するための様々な方法を話し合った。議題は多岐にわたり、市民活動から、社会的平等、新技術の効果、公平な温暖化対策にまで及んだ。参加者たちは、コミュニティに力を与える技術の役割、市民と政府の関係を変える必要性、オンライン世界とオフライン世界、アラブ世界の動向、そして、新しい社会を構築するにあたっての若者の役割についてなどの議論を交わした。会議について取り上げた投稿を、いくつか掲載する。