記事 オリンピック
東ティモールのマラソンランナー、ロンドンっ子を魅了
ロンドンオリンピックの最終日を飾る男子マラソン。メダルやタイムが華々しく脚光を浴びる中、84位で完走を果たした東ティモールのランナーがいたことをご存じだろうか。本当に楽しそうに走る彼の姿は、沿道の観客をもハッピーにし、大きなスポーツイベントに参加する本来の意義を思い起こさせてくれたのである。
ロンドン:バングラデシュ人にとってメダルにまさる栄誉は
5人のバングラデシュ人選手が、2012年のオリンピックに参加するためにロンドンにいる。バングラデシュ人は楽観主義者ではないので、同国の選手がメダルを持って帰国できるとは思っていない。その一方で、バングラデシュ人がオリンピックで楽しみにしていることは、これだけではない。本当の栄誉は、競技場内ではなく競技場外にあるのだ。
マリ:アスリートたちは胸を張ってロンドンへ
『我々は必ずやロンドンの地に立ちます。そして、我々の国は苦難の中でもしっかり持ちこたえているんだと全世界に証明することこそが、我々のゴールなのです。』――マリ共和国オリンピック委員会会長
南スーダン人の五輪マラソン選手が背負う旗は?
南スーダン人のグオル・マリアル選手が、ロンドン五輪の男子マラソンに出場する。だが五輪期間、彼が祖国の国旗を掲げることはかなわない。昨年独立国となった南スーダンは、まだ国際オリンピック委員会に承認されていないのだ。
イラン:市民メディアが性的不祥事を暴露
今月初旬、北西イランにあるザンジャン大学の学生らが、女学生と性行為を行おうとした同校の副学長、ハッサン・マダディをビデオに撮り投稿した。いくつかのイランのウェブサイトやブログは、女学生が大学のイスラム学生協会に副学長から性行為を強要されていると報告していたと述べている。