記事 芸術・文化 from 9月, 2011
ウクライナ: 若者が作る、男女同権を求めたショートフィルム
ウクライナの若手映像作家たちが、女性に対する固定概念に反対し男女同権を守ることを求めたショートフィルム・コンテストに参加している。この記事では、どの言語の人にも理解できる映像作品を紹介する。
中国: セックスと検閲と『人民ポルノ』の台頭
「人民ポルノ:中国のインターネット上でのセックスと監視」の著者Katrien Jacobsが、個人の性行動を公然と表現するアマチュアインターネットポルノに見られる、中国でのエロティシズム文化の台頭について語る。
韓国:ポップソングの検閲、猛反発を受ける
2600曲以上もの韓国のポップソングが「有害な」歌詞により検閲を受けた。ある芸能事務所は、自社の歌手のアルバムが「若者に悪影響を与える」とみなされた件で政府を訴え、勝訴した。この決定は韓国の大衆に広く歓迎された。
モロッコ: 「マラケシュ大好き!」
モロッコの主要観光地マラケシュが木曜日に爆弾で襲撃された。ブロガーたちは爆発の犠牲者との連帯を示すために、自分の写真を投稿してほしいと呼びかけている。
ロシア: なぜ私たちは国を捨てようとしているのか
ロシアのネット上では絶えず海外移住というトピックが存在するが、それはここ数ヶ月、新たな盛り上がりを見せている。様々な社会集団に属するブロガーたちが力強い記事を投稿し、ロシアという国の現在と未来についての見解や、人々の境遇を語る場になっているのだ。
バングラデシュ:イードを祝いに、故郷へ
イスラム教徒が大半を占めるバングラデシュでは、イード(訳注:ラマダン明けの祭)は最大の宗教行事だ。そして、故郷に帰って家族でイードを祝うこと、これがこの祭の最大のポイントである。イードを祝うために故郷へと帰る人々の悲喜交々をバングラデシュのブログから紹介。
ポーランド:その読書事情
数週間前、ポーランド最大の日刊紙、Gazeta Wyporczaが、ポーランドの読書人口の割合が非常に低いことを受けて、新しいキャンペーン「Reading in Poland – ポーランド読書週間」を始めた。ポーランド国立図書館が発行したレポートによれば、ポーランド人の56%が本を全く読まず、3ページ以上長い文章を読むこともできないという。これにより、ポーランドにおける読書文化とその危機に直面する理由について激しい議論が巻き起こった。