記事 芸術・文化 from 3月, 2012
イラン:イランの新年から金魚がなくなる?
金魚はイランの新年に欠かせない特別な役割をもつ。イランでは新年を春分の日(3月20日)に祝い、Nowruz(ノウルーズ)と呼んでいる。しかし、毎年、動物の権利保護者たちやブロガーたちが金魚を買わないよう推奨する運動を行っている。
プエルトリコ:不要な帝王切開防止のためのオンラインキャンペーン
3月の第1週、"Unnesessary Caesarean"(不要な帝王切開)というキャンペーンがプエルトリコで開始された。国内の高すぎる帝王切開による出産率に歯止めをかけることを狙ったキャンペーンである。多くの妊婦が医学的には必要がないにも関わらず、帝王切開での出産を仕向けられているという背景がある。
コロンビア:歌が届ける、多彩なスペイン語
「スペイン語って難しい」。そんなシンプルなメッセージを載せたミュージックビデオが各国に届き多くの共感を呼ぶプロジェクトに発展している。Juan Andrés、Nicolás Ospina兄弟がユーモアたっぷりに、言葉が招いた混乱を歌いあげる。
プエルトリコ 1日1枚の写真で綴る暮らし
日々の何気ない暮らしの中で出会う、きらりと光る瞬間。Jose Martiのオンラインプロジェクト“Fotos de Hoy”で撮られた1日1枚の写真が垣間見せてくれるもの。
アメリカ合衆国・ロシア:フライング・バラライカ・ブラザーズはテキサスの文化の壁を越えるかけ橋
他のロシアの人々同様に、ミュージシャンのジェーニャ・コーロカノフとセルゲイ・ヴァーシェンコは1990年代初期のソ連崩壊後、ロシアから移住した。それ以来、彼らはテキサス州で地位を築き、「フライング・バラライカ・ブラザーズ」と呼ばれるバンドと「ミュージカル・コネクションズ」という非営利団体の設立を通して、テキサスの人々の関心を国際的な芸術に向けさせ、それによって文化の差異を越えるかけ橋をつとめている。
アルメニア・アゼルバイジャン共和国:ガーリックをめぐるにらみ合い
ナゴルノ・カラバフの帰属を巡る紛争から、長年にわたり緊張状態にあるアルメニアとアゼルバイジャン。両国の厳しい取締りにも関わらず、アルメニアのベジタブルスタンドにアゼルバイジャンのにんにくが登場し事態は紛糾。そして、2国で交わされる料理の出自に関する論争に、メディアが火を注ぐ。
ワンデー・オン・アース:世界中で記録された映像の世界同時上映
世界中の人々が参加したワンデー・オン・アースの映像は、すべて同じ日、2010年10月10日に記録されたものだ。総計3,000時間以上の映像が世界の至る所から届けられた。その世界同時上映が、世界遺産と国連の支援を得て、世界各地でアースデイ(2012年4月22日)に行われる。