記事 市民メディア from 2月, 2011
アゼルバイジャン:絨毯から靴下まで
昨年、アゼルバイジャンの絨毯がユネスコの「人類の無形文化遺産」の代表リストに登録された。この出来事に、ブロガーたちの注目が集まっている。
イラン:拘留中のブロガーHossein Ronaghの危機
イランのブロガーであるHossein Ronaghi Malkirは懲役15年の実刑判決を受け、Evin刑務所の監房に服役しており、家族や弁護士との接触も断たれている。人権活動家であり、イランのヒューマンライツで秘書をしている Mojtaba SamienejadはBBCワールドニュースペルシアにRonaghiは至急手術が必要なほど深刻な状況であると伝えている。
コロンビア: ボゴタのカーフリーデー
2月3日、ボゴタ市ではカーフリーデーが実施された。個人所有車の通行に規制がかけられる日だ。世界中の都市での環境意識の向上と、たった一日ではあるが、交通状況の改善をはかる戦略として、この日が策定された。ボゴタのツイッターユーザーが、この日について意見や報告を投稿した。
中国: 60年間で最悪の干ばつ
中国の主な農業地域は、60年で最悪の干ばつに直面している。2011年1月28日に発表された政府統計によると、住人257万人、家畜279万頭が干ばつにの被害を受けている。 すぐに影響が現れたのは食料価格の上昇だ。実際、食料安全保障との関係から、国連食糧農業機関(FAO)は世界の穀物市場に注意を喚起する声明を発表した。
コロンビア:メデジン市、車のない日
メデジン市で「車のない日」が実施され、自動車の交通が制限された。自動車が環境に与える影響に関するを高める方策として、多くの人々がつかの間の時を楽しんだ。だが同時に、負の影響を受けた人々もいた。
セルビア: 街を出よ、Facebookへ行こう
セルビアでも新学年度が始まろうとしている。現地の新聞はインターネット、ネットワークの負の側面について膨大な量の記事を書いている。近頃、セルビアの若者を対象としたFacebookの利用についての調査が公表された。その結果によると、しかし悪いことばかりではないことが分かってきた。
エジプト: ムバラク辞任への喜び広がる
ホスニー・ムバラクの辞任後、世界中から祝福の声が次々に聞かれる。可能な限りの平和的辞任を要求した18日間におよぶ抗議行動にも関わらず、辞任を拒否し続け、エジプトを30年間支配した独裁者が、ようやく辞任したのだ。
北朝鮮:麻薬の蔓延、10代の間でも
北朝鮮の消息筋や亡命者が、北朝鮮における麻薬の蔓延を証言している。直近の報告では、十代の間で麻薬は人気ある贈り物で、一般の中流階級の市民でさえもが頻繁に麻薬を乱用しているというのだ。
インドネシア:マイノリティ宗教の信者へ振り上げられる拳
インドネシアで、少数派の宗教団体イスラム教アフマディア派の信者たちが民衆から暴行を受け、数名の死者が出ている。ネット市民たちは政府に対し、少数派の宗教を保護するよう求めている。(注意:記事には凄惨な映像が含まれています)
イエメン:海外メディアに映らない抗議者たちの姿
世界中がエジプトに注目し、独裁者の追放に祝福の声を注いでいる中、イエメンの人々は助けを請い、メディアの注目を求めている。彼らは通りに繰り出し、アリ・アブドラ・サレハ大統領による統治の終結を叫んでいる。