記事 市民メディア from 6月, 2012
アルゼンチン:サッカーファンの切実な願い「もう暴力は見たくない」
サッカーは、アルゼンチンで観戦するのもプレーするのも一番人気のスポーツだが、昨今ではいくつかのクラブの「バーラ・ブラバ」と呼ばれる集団による暴力事件が相次いでいる。サッカーファンたちは、インターネット上でこれらの暴力行為を断固拒否する姿勢を示している。
フランス:イスラム法をからかった週刊紙本社が全焼
2011年11月2日未明、風刺週刊紙シャルリエブドのパリの本社に火炎瓶が投げ込まれ事務所が全焼した。それは、イスラム教の預言者ムハンマドを「客員編集者」に見立てた同週刊誌の最新号が発売され、売り切れそうになるほど売れた日のことであった。
エジプト:Twitterで健康的な生活
Twitter を使うことで、人の命を救ったり健康を増進させたりすることは可能だろうか。 Tarek Amr は、とある Twitter アカウントに注目している。このアカウントのユーザーはエジプトの夫妻で、社会の健康意識を高かめようとしている。性教育といったタブーとされる話題に触れることも多い。
欧州委員会、「文明衝突」ビデオで失策
映画「キル・ビル」をパロディ化し、「文明の衝突」を主題としてあるビデオが制作された。これは欧州連合の拡大促進を目的として若者向けに作られたものである。しかしながらこのビデオは、人種差別だとして激しく糾弾され、3月6日にオンライン上から削除されることとなった。
パキスタン:少数民族ハザラ人、襲撃される
近年、バロチスタンでハザラ人をターゲットとした暴力行為が増加している。イスラム分派の武装組織Lashkar-e-Jhangviは2012年までにハザラ人にパキスタンを去るよう、脅しのパンフレットを配っている。
パキスタン:ハザラ人虐殺―世界はなぜ黙り込んでいるの?
パキスタンのハザラ少数民族は、ここ十年間、過激派テロリストの一派から、宗派が違うことで暴力を受けたり、殺害の標的とされ苦しんでいる。ネチズンたちは、犯人がなかなか 捕まらないことや、この件に関し、世界が沈黙を押し通していることに抗議している。
ブラジル:暴力事件最多の州における平和を求める抗議行動
ブラジル州都の住民が殺人事件の急増に対し抗議行動を開始した。 2012年のデータによるとアラゴアス州での殺人事件数はブラジルで第1位にも関わらず、 国の主流メディアからは目に見えない存在として無視されている。
パナマ:W杯初出場へ、高まる期待
パナマは、2014年W杯ブラジル大会へ向け、地区予選で素晴らしいスタートを切った。国民は夢を抱き始め、ツイッター上で期待や喜びを表している。これまでパナマは、W杯地区予選を勝ち抜いたことがないのだ。
イエメン:統一記念日の前日に自爆攻撃
5月21日、イエメンの首都サヌアにて行われた軍事パレードのリハーサルを標的に自爆攻撃が発生した。およそ100人が死亡し、少なくとも200人が負傷した。軍服を着た自爆犯は、イエメン南北統一22周年を記念するパレードのリハーサルを行っていた兵団の真っただ中で、爆薬を爆発させた。
エチオピア:G8サミット、エチオピアに新たな注目
アメリカでのG8サミット開催を控え、ネチズンたちはエチオピアが独自の報道をしている現状について、注目を集めようとする取り組みに一段と力を入れている。サミットにはエチオピアのメレス・ゼナウィ首相と他3人のアフリカの首脳が参加予定である。 今回のアメリカでのG8サミットは2012年5月18-19日メリーランド州キャンプ・デービッドで開かれることになっている。