記事 市民メディア from 8月, 2012
ミャンマー:電力不足への抗議広がる
ミャンマーの複数の町で起こった停電が国内の平和的抗議活動に火をつけた。抗議者の中には拘束されるものもいたが、電力不足に対して憤る一般住民や消費者が結集することを止めることはできなかった。さらに、抗議者は自国が電力不足にもかかわらず、中国へ電気供給を続ける理由について、政府に説明を求めている。
モンゴル:野生の子ユキヒョウを追って
ユキヒョウは珍しく、とても見つけにくい。スノーレパード・トラストの科学者チームはこの大型のネコ科動物の長期調査を行っており、観察結果を最近発表した。
動画:世界規模の映像コンペ「1分間地球環境ムービーコンテスト」公募受付開始
第3回tveバイオムービーコンペ「1分間地球環境ムービーコンテスト」の受付が開始された。環境をテーマにした1分間のショートフィルムのコンテストで、カメラとアイデアを持つ10歳以上の人ならだれでも参加可能だ。残念ながら日本語での応募は不可能だが、もし英語など既定の言語でアイデアを書くことができるなら、このコンペは環境問題を映像で表現する絶好の機会となるかもしれない。
バングラデシュ:「看板公害」-醜く危険なダッカの看板
ダッカの空は企業広告の屋外看板で埋め尽くされている。ただ単に空を眺めることができないだけではなく、強風で飛ばされた看板は人命を奪う凶器にもなり得る。これまでに15人が屋外広告看板に関係する事故で犠牲となっているのである。
サウジアラビア:「売春婦」と呼ばれた女性アスリートたち
保守的なサウジアラビアから初めて、2012年ロンドンオリンピックに二人の女性が出場する。彼女たちの参加により、「オリンピックの売春婦」というツイッターハッシュタグが現れた。
Create UNAOC 2012:異文化対話アプリとゲームのコンテスト
最近立ち上げられたCreate UNAOC2012というコンテストは、異文化間の対話を促進する革新的なアプリや携帯電話ゲームを制作する機会を世界中の開発者に与え、国際対立や緊張を減らすことを目指す。あなたのアイデアを応募する方法を確認しよう。
ロンドンオリンピックで存在感を増す中央アメリカ
ロンドンオリンピックでは、中央アメリカ諸国は、記録には残らないものの、記憶に残る多くの場面を残した。グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの人々は、ソーシャル・メディア上で自国選手の活躍をたたえた。
東ティモールのマラソンランナー、ロンドンっ子を魅了
ロンドンオリンピックの最終日を飾る男子マラソン。メダルやタイムが華々しく脚光を浴びる中、84位で完走を果たした東ティモールのランナーがいたことをご存じだろうか。本当に楽しそうに走る彼の姿は、沿道の観客をもハッピーにし、大きなスポーツイベントに参加する本来の意義を思い起こさせてくれたのである。
ミャンマー西部で発生した暴動に対する見解
ミャンマー西部、ラカイン州での暴動事件によって、数十人の死者が出、二千以上の家屋が全焼、三千人以上の住民が非難を余儀なくされている。この事件はだれの責任なのか?人種差別や憎悪を広めるためにインターネットはどのように使用されたのか?この複雑な問題に関する一般市民の意見はどういったものだろうか?
スリランカ:僧侶がモスクの破壊を要求
スリランカのダンブッラにおいて、仏教僧侶など2000人が暴力的な抗議活動を行った。要求は、仏教の聖地に存在するヒンズー教寺院やモスクを破壊することだ。