· 3月, 2012

記事 市民メディア from 3月, 2012

コロンビア:歌が届ける、多彩なスペイン語

「スペイン語って難しい」。そんなシンプルなメッセージを載せたミュージックビデオが各国に届き多くの共感を呼ぶプロジェクトに発展している。Juan Andrés、Nicolás Ospina兄弟がユーモアたっぷりに、言葉が招いた混乱を歌いあげる。

中国: 酪農会社ウェブサイト、怒ったネット市民たちがハッキング

  2012/03/16

先週中国で、最新の汚染ミルク騒動がおこった。中国の最大手酪農会社である 中国蒙牛乳業は、自社のいくつかの乳製品に発がん物質アフラトキシンが含まれていることを認めた。中国の情報活動家たちは、自分たちの怒りを示すため、昨晩(2011年12月28日)蒙牛乳業の公式サイトをハッキングした。

イギリス: アイディアは追放できない

2012/03/13

数百万ポンドもする総合ビル、中には500席を完備した講堂もある。これはUBS投資銀行が放棄したビルだ。アイディア銀行は政府の支出削減により居場所を失った地域のサービスや他の公共グループのためにこの場所を提供してきた。プロジェクトは3か月目に突入するが、立ち退き要求への上訴が来週に控えている。

アメリカ合衆国・ロシア:フライング・バラライカ・ブラザーズはテキサスの文化の壁を越えるかけ橋

  2012/03/09

他のロシアの人々同様に、ミュージシャンのジェーニャ・コーロカノフとセルゲイ・ヴァーシェンコは1990年代初期のソ連崩壊後、ロシアから移住した。それ以来、彼らはテキサス州で地位を築き、「フライング・バラライカ・ブラザーズ」と呼ばれるバンドと「ミュージカル・コネクションズ」という非営利団体の設立を通して、テキサスの人々の関心を国際的な芸術に向けさせ、それによって文化の差異を越えるかけ橋をつとめている。

アルメニア・アゼルバイジャン共和国:ガーリックをめぐるにらみ合い

ナゴルノ・カラバフの帰属を巡る紛争から、長年にわたり緊張状態にあるアルメニアとアゼルバイジャン。両国の厳しい取締りにも関わらず、アルメニアのベジタブルスタンドにアゼルバイジャンのにんにくが登場し事態は紛糾。そして、2国で交わされる料理の出自に関する論争に、メディアが火を注ぐ。

ユーロ危機:2011年の市民とメディアの反応

  2012/03/01

2011年はヨーロッパの債務危機が各国に影響を与えた年であるだけでなく、その結果として日常生活を送ることが難しくなった年として思い出される年になるであろう。私たちは過去におけるグローバルボイスにおける記事と市民メディアのユーロ危機への反応について要約する。