記事 市民メディア from 12月, 2012
YouTubeの新しい顔ぼかし機能を使う市民ジャーナリストへのアドバイス
市民メディアの重要性が増しているこの頃、公開される動画からある特定の人物が特定され、危険にさらされる可能性もある。ここでは、YouTubeが最近リリースした顔にぼかしを入れる機能と共に役立つアドバイスを提供している。
水洗便所より:世界トイレの日@ハイチ
11月19日は世界トイレの日だ。全世界70億の人口のうち、驚くなかれ25億人、つまり約3人に1人が、清潔なトイレを利用するすべを持たない。そうした人々はカリブ海諸島にもいて、とりわけハイチには大勢いる。衛生面での基本的人権が満たされないせいで、防げたはずの病気や死亡が後を絶たないのだ。
数千もの人々がマララの日を祝い、ノーベル平和賞請願書に署名
2012年10月9日にタリバンのメンバーから銃撃を受けた15歳の教育活動家マララ・ユスフザイさんが徐々に回復してきている。2012年11月10日、世界中の人々が3,200万人の学校へ通えない少女たちの希望の光としてマララさんを祝った。
エジプト:打倒!”モルソリーニ”!
人々はカイロの中心部でありエジプト改革の中心地でもあるタハリール広場に戻り、大統領の辞任を要求している。その場所はモハムド・モルシ自身が大統領に選出された場所でもある。彼らの抗議は本日(2012年11月30日)発表された、イスラム主義勢力によって練られた拙速な憲法草案に対しても行われている。この新たな草案は、旧エジプトの政府システムを反映させた草案で、女性の権利と言論の自由を侵害する条項を含んでいる。
イラン制裁:誰が市民の医薬品を盗んだのか?
前例のない制裁の影響を直に受けた結果、イランでは医薬品が不足し600万人の患者の命が危険に晒されている。中でも最も深刻な被害を受けるのは、治療の妨げや遅れなどで一時も時間を無駄にできないガン患者や多発性硬化症患者などだ。
ウェールズ、デジタル化するアイステズボッド(芸術祭)を祝う
多くのウェールズ国民が、オリンピック開催中であることを忘れてしまうようなイベントが先週ウェールズで行われた。アイステズボッドは、ウェールズ語がどの活動の場面でも第一言語として話されている数少ないイベントの一つだ。
日本:映画館の閉館ラッシュに、変わりゆく暮らしの風景
日本全国各地で、小規模映画館が閉館ラッシュに追い込まれている。閉館の波が街の風景を変え、映画館をよりどころにしていた人々は居場所をなくす。そしてそれでも時間はとどまることなく流れてゆく。閉館の知らせに揺れるネチズンの声を追う。
グローバル・ボイス・アドボカシーの新しいディレクターに、Hisham Almiraatが就任
グローバル・ボイス・アドボカシーに、新しいディレクターとしてHisham Almiraatが就任することになった。Hishamは長い間グローバル・ボイスに関わってきたメンバーであり、受賞経験のあるブロガーでもある。世界中のデジタル・アクティビズムについて幅広いネットワークを持っていると同時に、医師としての活動も行っている。私たちは彼の就任を歓迎する。
コンゴ民主共和国:アーティストたちが戦争反対を歌う
コンゴ民主共和国東部で紛争が再発し、反政府武装勢力M23がゴマを制圧したのを受け、コンゴ人アーティスト数人がユニットを組んで戦争反対ソングを歌うことに決めた。 その動画[en]は人気歌手Koffi Olomide[en]のYoutubeのページに投稿された。 http://youtu.be/kQAgKodnGHU
アフリカ:資源の呪いを越えて
コンゴ共和国、ナイジェリア、マダガスカル他多くのアフリカ諸国は多くの天然資源に恵まれながらなぜ貧困が蔓延する地域なのか?これは資源の呪いという、サハラ以南アフリカの多くの国々で見受けられるパラドックスだ。