記事 デジタル・アクティビズム from 10月, 2011
シンガポール占拠デモはなぜ失敗したのか
計画倒れに終わったシンガポールの「占拠せよ」デモ。原因は国民の無関心だけでなく、抑圧的な政治環境など、もっと深いところにもありそうだ。
アフガニスタン:アフガニスタン・ユース・ボイス・マルチメディア・フェスティバル
インターニュース・ネットワークはアフガニスタンで、アフガン・ユース・ボイス・フェスティバルとメディア・キャンプによって、若者たちを指導し、彼らの意欲を刺激する取り組みに力を入れている。彼らが重要だと思う事柄について意見 を共有するためだ。すでに様々な方法でアフガンの若者たちが、他の仲間にうったえている様子を多くのビデオが記録している。
イラン:女性ブロガーが鞭打ち50回の刑を受ける
イラン女性ブロガーSomayeh Tohidloo はエヴィーン刑務所で50回の鞭打ちの刑を課された後、次のような言葉をブログに載せた。「私を侮辱したかったのなら、これで満足でしょう。実際、私の身体は屈辱に苛まれています。でも屈しない。」
アメリカ合衆国:「ウォール街を占拠せよ」デモがニューヨークの金融地区の中心を乗っ取る
ニューヨーク市の金融地区で、カナダの団体 アドバスターズとハッカーグループ、アノニマスに支持され、「 ウォール街を占拠せよ / Occupy Wall Street (ツイッターでのハッシュタグは #occupywallstreet ) 」グループが平和的な抗議活動を行っている。
ロシア:隣人たちをつなぎ、命を救う
2010年に発生した泥炭火災のさなかに、ロシア市民が互いに助け合えることを可能にしたウェブサイトの創設者は今、市民が新たな方法で互いに助け合えるようそのサイトのデザインを改めた。そこには国中の、献血に協力的なドナーの場所がわかる地図が含まれている。
CIVICUS: 市民社会力を考える
市民社会の様々な代表者たちが、カナダ、モントリオールで三日間開催されたCIVICUS世界会議に集い、人々が自ら希望を抱いて結集するための様々な方法を話し合った。議題は多岐にわたり、市民活動から、社会的平等、新技術の効果、公平な温暖化対策にまで及んだ。参加者たちは、コミュニティに力を与える技術の役割、市民と政府の関係を変える必要性、オンライン世界とオフライン世界、アラブ世界の動向、そして、新しい社会を構築するにあたっての若者の役割についてなどの議論を交わした。会議について取り上げた投稿を、いくつか掲載する。