記事 民族/人種 from 2月, 2012
オランダ:祝祭、衣装…そして人種差別のホリデーシーズン?
近年オランダでは、冬の祝祭で聖ニコラウスにお供する色の黒いツヴァルテ・ピートが、定期的に起こる議論の一部となっている。顔を黒く塗りたくる行為に憤慨する人々がいる。
南アフリカ:学生の反人種差別ポスターが議論を巻き起こす
DASO(学生民主連盟機構)は論争の的となっているポスターを公開した。そのポスターはDASOが行っている人種差別反対キャンペーンの一環である。「将来、こういう光景を見ても振り返らないだろう」と記されたポスターには、人種の異なる2人のカップルが裸で抱き合っている姿が写し出されている。 このポスターはフェイスブック、ツイッター、ブログ上で大きな議論を巻き起こし、ポスターの改変版が流行した。
セルビア:アンジェリーナ・ジョリーとのメディア戦争
アンジェリーナ・ジョリーは、彼女の映画監督デビュー作「In the Land of Blood and Honey(原題)」について、ボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアでの評判を気にかけていた。そして、彼女の心配は実証されることになった。Sasa Milosevicが、ジョリーの映画が引き起こしたインターネット上での戦争をレポートする。
ミャンマー(ビルマ):どっちつかずで
ノーベル平和賞受賞者でビルマの野党主導者であるアウン・サン・スー・チーはダボスで行われた世界経済フォーラムで演説をし、国際社会に対してミャンマーへのさらなる支援を呼びかけた。このような取り組みは難民や国内避難民にとって特に重要なものとなるだろう。
ミャンマー:ネチズン、BBCに謝罪を要求
ミャンマーのネチズン数人が、BBCが公表した民族集団の分布地図に対し、謝罪を要求している。BBCは地図を訂正したが、未だ正式な謝罪はなされていないと主張している。
中国・香港:列車内での口論が香港-中国間の論争に発展
香港の列車内で中国本土の旅行客が飲食をし、それを咎めた乗客との間でトラブルとなった。香港で中国政府の影響力が拡大するなか、中国本土と香港の間では数々の論争が巻き起こっている。この一件はその最も新しい事例である。