記事 人権 from 11月, 2009
イスラエルとパレスチナの若者、ビデオで紛争理解
イスラエルとパレスチナ占領地の2つの異なる団体が、ビデオツールを使った活動を行っている。これは、ユダヤ人とアラブ人の若者たちが紛争を理解し、彼らの間にある溝を埋めることで彼らが生活している複雑な状況についての夢や心配ごと、そして考えを共有できる交流とコミュニケーションの空間を生み出すためのものだ。
パラグアイ:先住民が農薬空中散布される
パラグアイ東部で、217人の先住民族アバ・グアラニが最近、吐き気や頭痛をともなう症状を訴えた。これらの人びとは、彼らが先祖代々の地から退去することを拒んだ後に行われた、意図的な農薬の空中散布によるものだと考えられている。
国連市民大使コンテスト受賞者発表
参加者がもし世界のリーダーたちと話す機会があったら何を話したいのかを述べたビデオを送り応募した、国連ビデオコンテストの入賞者5人を紹介。この5人のビデオブロガーたちは、ニューヨークで行われた国連デーのお祝いの場でメッセージを伝える機会が与えられた。
ネパール:ダリット女性、尊厳への戦い
ネパールのカースト制は長い間、社会のある特定の部類の人びとを差別してきた。このような人びとは、「不可触民」またはダリットと呼ばれ、地域社会から二流市民として扱われている。ネパール憲法はダリットの人びとに平等な権利を保障しているが、長々と続く憲法や法律の文言を離れた実社会では、ダリットの人びとは未だに人間以下の扱いを受けている。