· 7月, 2011

記事 人権 from 7月, 2011

翻訳者紹介:ファビアン・ドゥール・アゴピャン

ファビアン・ドゥール・アゴピャンさんはフランス語版グローバル・ボイスのボランティア翻訳者である。アルメニア人の家系であることから彼女は、コーカサスに関する多くの記事をフランス語へと訳してきた。しかし彼女は同時に、世界中のことに対して情熱的でもある。ファビアンはグローバル・ボイスでのボランティア翻訳者としての経験に思いをめぐらせる。

ブラジル:同性愛嫌悪、宗教、政治

ブラジルでのLGBT問題シリーズ、2つ目の記事では、LGBTの権利を擁護するための法整備に反対する国会議員、極右グループや宗教団体の代表らによる発言を扱う。その嫌悪や偏見の度合いに、ブログ界は唖然としている。

ブラジル:LGBTをめぐる議論

このところの法律面での進歩、また、ブラジル上院に提出された同性愛嫌悪を刑事罰の対象とする法案により、LGBT(Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性転換者)の頭文字)に対する暴力、偏見や異性愛主義の表明に焦点が当てられるようになった。オンラインコミュニティ等を舞台に、性的指向に関する権利について様々な考えがブラジル国内で発せられている。

クロアチア:EU加盟承認

2011年6月10日、クロアチアは欧州連合の新しい加盟国となることが認められた。しかし、クロアチアが正式にEU加盟国となるには未だ長い道のりがあり、このタイミングでの承認は、ひいき目に見てもリスクが大きく、多くの懐疑的な意見があるとMiguel Hudinが報じている。