· 12月, 2010

記事 人道支援 from 12月, 2010

ナイジェリア:活動家ケン・サロ・ウィワの処刑から15年

15年前の11月10日、著名な活動家でナイジェリアの石油産業の厳しい批評家ケン・サロ・ウィワが、他8人の同僚とともに処刑された。サロ・ウィワは、石油産業により壊滅的な被害を受けたニジェール・デルタのための非暴力的活動で世界中に知られていた。多くのナイジェリア人にとって彼はヒーロだった。そして、彼の処刑は、悪名高いサニ・アバチャの独裁的政権とロイヤル・ダッチ・シェル社の活動に対する国際社会の怒りを呼んだ。

ラオスとクラスター弾に関する条約

  2010/12/20

クラスター弾に関する条約の第一回目の締約国会議がラオスの首都ビエンチャンで11月9日から12日にかけて開かれ、101カ国と数多くのNGOが集まった。この会議は、同条約に対する国際団体の支持を集めた市民団体の努力の末に実現した。クラスター弾に関する条約は2008年5月30日にダブリンで採択され、108カ国がすでに署名し、46カ国が批准している。今日も作り続けられ、使用され、保有されているクラスター弾におよそ36カ国の国が苦しんでいる。

韓国:スパのオーナー、延坪島の避難者を援助

  2010/12/13

4人の死者を出し全島民が島からの退去を強いられるにいたった先週の北朝鮮による韓国の延坪島への砲撃以来、希望を失っている島民への援助の申し出が韓国各地から寄せられている。延坪島に多大な打撃をあたえた攻撃の後、島民の多くは自宅をそのままにして一番近くの都市、仁川に避難している。家をなくしてしまった1300人の住民は幸運なことに救いの手を差し出してもらえた。また、800人の島民は現在、オーナー、パク・ウンギュ氏の計らいにより仁川の高級スパの一つのインスパワールドで生活している。同オーナーは一週間以上にわたって、何の条件もなしに善意を持って住居と食事を避難者に提供している。