記事 政治 from 11月, 2011
フィリピン:前大統領逮捕
前フィリピン大統領グロリア・アロヨが選挙妨害の容疑で起訴され、入院先の病院で監視下に置かれることとなった。 オンライン上では、ハッシュタグ#ArroyoArrest が世界中で盛り上がりをみせた。
エジプト:2011年議会選挙に向けて、準備万端
エジプト議会選挙が11月29日より始まる。ムバラク前大統領の失脚後初めてとなるこの選挙について、そのプロセスや課題はすでにネット上でも話題に挙がっている。ここでその話題を確認してみよう。
ミャンマー:アウンサンスーチー解放から1年
ミャンマーの民主化の象徴であるアウンサンスーチーが解放され、1年がたった。ネチズンの反応は?政府はスーチーに関するニュースの検閲を行っているのか?彼女の政治活動の計画は?グローバルボイスの著者 Tan がミャンマーのブログ記事を翻訳し、スーチーがミャンマーの政治において担っている重要な役割に焦点をあてている。
スペイン:容赦なく進行する人種差別と不寛容
ヨーロッパでは今、外国人嫌悪や移民を排除しようとする動きが加速している。この記事ではスペイン国内における移民排斥の実情に迫ると共に、それにまつわる議論が公にされていないことに警鐘を鳴らしている。スペインにとってノルウェーでの連続テロは、もはや対岸の火事ではない。火種は確実に存在しているのである。
クロアチア、セルビア:友情の旗
クロアチアとセルビアの2人の若者が、2つの国の和解という意味をこめてクロアチアとセルビアを混ぜた旗を作った。この試みを糾弾するネチズンもいれば、賛成するネチズンもいる。
イエメン:「女性たちがベールを燃やした」
イエメンの女性たちが今日(2011/10/26)、サレハ政権の残虐性と暴力行為に対する抗議の証として、ベールやスカーフを燃やす行動に出た。サヌアやタイズでは政権の弾圧により一晩で約25人が殺されたこともあるうえ、最近では女性もその標的となっていることへの抗議である。このベールを燃やすという行動は、一部が誤解しているような、女性の権利やイスラム教徒のベール着用に反対する趣旨のものではない。これは助けを求める叫びである。そして今回の行動は特にサレハ政権にその的を絞ったものである。