記事 ラウンドアップ from 4月, 2008
セントルシア:原油と食糧価格
原油価格が1バレルあたり120ドルとなり、「私たちは輸入食糧に大きく依存しているために、高騰を続ける原油価格によって、食糧価格を下げようとするカリコム(CARICOM)の政府の努力が打ち消されてしまう」と、Looshan Ramblingsは言っている。
スロバキア:ホテル・キエフ
The Foreigner's Guide to Living in Slovakiaは、ブラティスラバにあるホテル・キエフの解体計画について書いている:「ホテル・キエフの建物がスロバキアの歴史の一部であることには賛成するが、それが本当のスロバキア文化の一部であるとは思わない。社会主義的・現実主義的建築物に具体化された共産主義理念は、良かれ悪かれ、ただ単にその40年間を生き抜いたからといって、スロバキア文化の一部なのか?」
ドミニカ共和国:はじめての地下鉄
Blog Santo Domingo [es]のLaraは、ドミニカ共和国の首都に新しくできた地下鉄に始めて乗った体験と、政治やその他の議論を引き起こしかねない話題について話すことが許されていないということについて詳しく書いている。
東ティモール:米不足
Ângela Carrascalão [pt]は、インドネシアを通じて米がどう東チモールへ入っていき、土地固有のとうもろこしに取って代わっていったについて、そして食糧不足の時代にこの国が直面している問題について説明している:「とうもろこしが東チモールの人びとの主食ではなくなると、国民はとうもろこしの栽培をほとんど止めてしまい、とうもろこしが市場での米不足を克服する一助になるという考えは検討すらされなていない。」
ロシア:北方ロシアのコンピュータ化
「サハ共和国の学者がLinux用のスクリプトを開発した。これは、北方ロシア各地でのコンピュータ化の道を開くことを約束する進歩だ。」と、Window on Eurasiaが伝えている。
中国:『Booming Beijing/北京沸騰』
Onemanbandwidthが陳惜惜(Siok Siok Tan)作のドキュメンタリー『北京沸騰(Booming Beijing)』を紹介している。映画は、急成長する国の中心にある社会的心理の背景を映し出している。
シリア:デイル・ヤシン事件から60年
「イスラエルは建国60周年を祝う準備をし、パレスチナ人たちは土地を追われてから60年目を迎える中、私たちは1948年4月9日のデイル・ヤシンの残酷な虐殺で犠牲になった人びとを追悼しなければいけない。」 虐殺事件60周年を迎えるにあたりRime Allafはこう書いている。
フィリピン:土地転用規制
フィリピンのブロガーThe Citizen on Marsは、大規模な稲作地のショッピンセンターや向上への転用を抑制または最小限に抑えるために、ある種の規制や対策法の制定を提案している。
環境:ノーベル賞受賞者、聖火リレーをボイコット
ブログKenya Imagineで、ノーベル賞受賞者ワンガリ・マータイ教授が、タンザニア・ダルエスサラームでのオリンピック聖火リレーをボイコットする理由について説明している。
イエメン:ハドラマウトの高地
イエメンのOmar Barsawadは、 素晴らしい写真でハドラマウトの高地を紹介している。