記事 ラウンドアップ from 7月, 2008
日本:LGBTユース・エクスチェンジ
LGBTユース・エクスチェンジは、日本と英国のLGBTの若者の交流を目的とした、日本の国際基督教大学ジェンダー研究センターと英国ブリストル市役所ユースアンドプレイサービスによるジョイントプロジェクト。今年は、英国ブリストルの若者を日本に招待する。グループでは、費用をまかなうためにレインボーカラーのブレスレット購入による寄付を募っている。
中国:オリンピックへの侮辱を監視
Anti-CNNは、北京オリンピックを侮辱した画像を作成している海外組織の監視を始めた。スウェーデンの青年赤十字が目をつけられている。
ウガンダ:歌手オメガ・ブゲムバ・オケロのインタビュー
Pamela StitchはAfrican Loftに、ウガンダ人歌手オメガ・ブゲムバ・オケロのインタビューを彼女のミュージックビデオ付きで掲載している。オケロは、なぜルガンダ語で歌うのか、そして男性優位の業界での困難などについて話している。
カンボジア:プレアビヘア寺院
カンボジア政府は、プレアビヘア寺院がユネスコの世界遺産に登録されたことを記念するコンサートを開催した。しかし、緊張が解けたわけではない。いまでもタイの軍隊が寺院近くに駐留している。タイとカンボジアの両国は、この世界遺産の領有権を主張している。
ベトナム:露天商
ハノイの大通りで露店が禁止された。しかし、Flickrに掲載されている画像からわかるように、この命令はほとんど効果がないとnoodlepieは見ている。
トリニダード・トバゴ:生き残り戦略
トリニダードのブロガーThe Coffee Wallahは、G8首脳の植樹にあまり感心しておらず、私たちの環境に対するアプローチはハリウッドのアクション映画を思い越させると言っている。「世界を救うのに残りあと4分という時まで待つというの?」と彼女は問う。
キューバ:ベタンクール氏、見当違い
キューバー人ブロガーMacheteraは、人質だったフランス/コロンビア人のイングリッド・ベタンクールが救出されたタイミングに疑問を投げかけている。そして、この有名な人質ベタンクール氏のFARCゲリラとの体験についてのコメントから、「彼女のコロンビアでの紛争に対する理解は、7年前の大統領選挙キャンペーン遊説時に捕われたときから、何も深まっていない」ことが分かると言っている。
ハンガリー:不寛容とプライド・パレード
Hungarian Spectrumは、ブダペストのプライド・パレードに対する攻撃について書いている。
モザンビーク:食糧危機と向き合う創造力
O Silêncio de Kianda [pt]は、食糧危機に直面した人びとの創造力を垣間見ることができるいいニュースを伝えている。小麦ではなくキャッサバで作ったパンだ。「ナンプラ(モザンビークにある県)では毎年300万トンのキャッサバが生産される。これはパン製造業と消費を支えるには十分であることが分かっている」
リトアニア:素晴らしい街ビリニュス
Viola in Vilniusは、来年の「文化首都 – 素晴らしい街ビリニュス(The Magnificent Town of Vilnius)」のテレビコマーシャルについて書き、リンクを貼っている。FlickrにあるPetPunkのセットにはこのコマーシャルの制作過程を写した写真とビデオが掲載されている。