記事 トリニダード・トバゴ
ジョージ・フロイド事件について、または私のおかした過ちについて
「叔父たちが黒人の異様な容姿や怠け癖、愚かさ、野蛮さを挙げてひどくこきおろしていたとき、私はいつも黙って我慢していた」 (本文より) ――インド系カリブ人女性が、悔悟の念と連帯の思いを綴る。
マラドーナの死を悼むカリブの熱狂的サッカーファン
サッカーに熱狂的なカリブ海地域をはじめ、世界中がマラドーナを失った悲しみに包まれた。
「男らしさ」の遺伝子とジーンズに一体どんな関係が!?
カリブ海諸国で男性として生きることにつきまとう複雑な問題の数々。その前提にあるのは「体の中に男性DNAがすでに存在していて、時にはスイッチがオンになるのを待っている」という思い込み。
「Born fi dead(死ぬために生まれて)」、ジョージ・フロイド暴行死事件への抗議運動に自らを重ね合わせるカリブの人々
ミネアポリスで始まった抗議活動は、かつてのマーカス・ガーベイ、マーティン、マルコム 、マーリーらの闘いから繋がっている。今、この抗議の輪はカリブ海だけではなく、世界的な広がりを見せている
2019年度 T.S.エリオット賞を受賞したロジャー・ロビンソンへのインタビュー
ロンドン高層ビル火災の悲劇、ウインドラッシュ事件といったモチーフを使って、ロジャー ・ロビンソンの詩集は、大胆で生々しく、そして率直に楽園というテーマを掘り下げている
トリニダード・トバゴ、歴史的建築物の修復をめぐる論争
英国統治時代の建物をはじめとする歴史的建造物の修復プロジェクトが進むいっぽうで、トリニダード・トバゴ国内では、公的資金の使い途として最善なのかという議論が活発化している。
トリニダード・トバゴ泥火山噴火の予兆 住民の備えはいかに
1997年に泥火山が最後に噴火した時、パイパロ村は備えができていなかった。再び噴火が起きた時に、対応の徹底を図るためにできることすべてをしようとする住民は確実に違っているだろう。
トリニダード・トバゴのカーニバル女王:路上授乳姿の有無を言わせぬ美しさ
「公共の場で食事するのは、それが皿やバナナの葉からであろうと母の胸からであろうと、真っ当で自然なことなのだ」
トリニダード・トバゴの復活祭を紹介
カリブ海地域最南部の島国トリニダード・トバゴの復活祭の様子を垣間見る。
#MeToo の時代だからこそ聴きたいカリプソの名曲6選
女性が否定的に描写されることが多かったカリプソというジャンル。そんなワンパターンを打ち破った名曲の数々は、時代を超え人々の心に刻まれ続けている。