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アゼルバイジャン ナゴルノ・カラバフ紛争の最中に国内のインターネットを遮断
9月27日にアルメニアとアゼルバイジャン間の戦闘が勃発して以来、アゼルバイジャンではインターネットへの接続が不安定な状態が続いている。
ナゴルノ・カラバフの戦闘激化につれ増大する新型コロナウイルス感染者数
未承認国家カラバフは新型コロナが落とす暗い影に覆われている。そのうえ、冬を間近にひかえた今、国際的支援を受けるための唯一の道路も自由に使えない状況である。
カラバフ紛争へのトルコの介入はアゼルバイジャンへ弊害をもたらす可能性があると、ジャーナリストのロブシャン・アリエフは警告する
「今回、トルコのエルドアン大統領は、何はともあれアゼルバイジャンに武器を提供して支援しようとしているように思えます。しかし、そのような連携は、アゼルバイジャンにプラスよりもマイナスの効果をもたらすと考えます。周辺各国の独裁的な指導者は、どんな機会もとらえてそのような動きに便乗しようとしています。ですからアゼルバイジャンは慎重に行動する必要があります」
「カラバフで起きた戦闘によりアルメニアとアゼルバイジャン間の紛争解決の見通しは遠のく」と、アルメニアの政治家ミカエル・ゾリアンは危惧
「アルメニアとアゼルバイジャン間の交渉は、一般市民への攻撃が止んで初めて可能になるのです。しかし、戦闘により両国間の溝はますます広がってしまいました。だからこそ、いま対話が必要なのです」と、アルメニアの国会議員で政治アナリストのミカエル・ゾリアンは言う。
ナゴルノ・カラバフ手前のアゼルバイジャン側終着駅は静寂に包まれている 炸裂弾の攻撃を受けなければの話だが
終着駅、コチャーリへようこそ
「ナゴルノ・カラバフ紛争は新しい地政学的状況下における長年の紛争」と、南コーカサスを熟知するトム・デ・ワールは言う
アルメニアとアゼルバイジャン間の、ごく最近の武力衝突は9月27日に発生した。紛争の当事者および評論家の双方が、今回の紛争は悪化の一途をたどり計り知れない危機的な結果をもたらすだろうと予測している。
国際紛争には地名も絡んでくる:ナゴルノ・カラバフの例
それぞれの国の言語を使う人が住む地域には、複数の地名が付けられている。ナゴルノ・カラバフの場合、この地に住むアゼルバイジャン人はトルコ語とアゼルバイジャン語を使い、アルメニア人はインド・ヨーロッパ系言語とアルメニア語を使う。
礼拝堂を映画館にーアゼルバイジャンのアーティストたちが歴史的建築物保存運動に勝利
超高層ビルが立ち並ぶアゼルバイジャン。その街で歴史的建築物保存運動のシンボルとなったサラーム・シネマの物語。
アゼルバイジャン:停電で国中が真っ暗闇 政治家はエアコンの使い過ぎのせいにする
「息子は電話に出るといきなり刑務所内の暑さについてまくしたてるんです」
祝 世界詩歌記念日ーペルシャからあなたの心に詩の直行便
祝世界詩歌記念日。1000年以上も昔から、愛を歌ってきたペルシャの詩歌の伝統。その心は今も私たちの心をとらえて離さない。