記事 中央アジア・コーカサス
アゼルバイジャン:パンデミックがもたらす障がい者の厳しい現状
コロナによる規制が導入されて以降、公立のリハビリテーションセンターが閉鎖され、障がいを持つ人々は治療が受けられず、さらに障がい者年金受給ための手続きができないなどの不利益を被っている。
ナゴルノ・カラバフ紛争でアゼルバイジャンは変わるのか
アゼルバイジャン大統領イルハム・アリエフはナゴルノ・カラバフ戦争に勝利した後、国民から絶大な支持を得ているものの、同地域へのロシア平和維持軍の進駐が政局に不安をもたらしていると専門家は言う。
タリバン政権下で苦境に追いやられるアフガニスタンの女性たち
タリバンがカブールを奪還した今、アフガニスタンは女性の権利を認めない社会に逆戻りしていった。先が見えない将来にも関わらず、アフガン女性たちは困難に挑戦していく。
コロナ下のキルギスで教育に遅れ 情報格差が障壁に
キルギス政府はインターネットやテレビ放送を通じた教育を試みているが、生徒側も教師側も、インターネットへの接続や各種デバイスの利用が難しいという問題を抱えている。
ナゴルノ・カラバフ紛争 イスラエルがアゼルバイジャンへ武器供与 その背景を探る
イスラエル製の兵器の助けによりアゼルバイジャンは、ナゴルノ・カラバフを巡る紛争でアルメニアに対し決定的な勝利を収めることができた。しかし、イスラエル製兵器による勝利は、イスラエルの人権活動家にとっては誇りに思えるようなことではない。
HIV患者のゲイを支援するウズベキスタンの活動家たち
2016年以降、自由主義的な改革で称賛を浴びるウズベキスタン。一方でその恩恵を受けていないLGBTQ+のために奔走する人権活動家たちを追った。
アルメニア:カラバフ紛争の和平協定締結で危機に陥る
アルメニアは、アゼルバイジャンからナゴルノ・カラバフに軍事攻撃を受け大混乱に陥った。これを受けてアゼルバイジャンと和平協定を結んだ。アルメニアの首都エレバンでは、これに反対する人たちが国会に乱入しパシニャン首相の辞任を要求した。
欧州歌謡祭ユーロビジョンは、中央アジア出身の移民に対するロシアの見方を変えられるのか?
2021年ユーロビジョン・ソング・コンテストのロシア代表として、タジク系ロシア人歌手のマニージャが選ばれた。しかし、彼女が国際的イベントで自国の顔になることを、ロシア人の多くは受け入れられなかった。
セルビア政府 当初の強気な発言から一転、自国製武器の販売を否定
ロシアおよびトルコとの親密な関係を維持したいあまり、ヴチッチ・セルビア大統領の発言に矛盾が生じている。
わたしはこうして憎悪から解放された
ナゴルノ・カラバフで戦争が再発した。アルメニア人もアゼルバイジャン人も、この戦争が生み出す怒りとトラウマに冷静に対処していかなければならない。