記事 東アジア from 12月, 2010
COP16:若手ブロガーが追う交渉
COP16(国連気候変動会議)において、いくつかの決定事項がカナダ・アメリカ・中国・オーストラリアのようなさまざまな国にまたがる関係国間、その他多数の国々の間で疑問視された。各々の国の視点から会議の進展を伝えるため、世界中の若手ブロガーが積極的に活動している。
ラオスとクラスター弾に関する条約
クラスター弾に関する条約の第一回目の締約国会議がラオスの首都ビエンチャンで11月9日から12日にかけて開かれ、101カ国と数多くのNGOが集まった。この会議は、同条約に対する国際団体の支持を集めた市民団体の努力の末に実現した。クラスター弾に関する条約は2008年5月30日にダブリンで採択され、108カ国がすでに署名し、46カ国が批准している。今日も作り続けられ、使用され、保有されているクラスター弾におよそ36カ国の国が苦しんでいる。
マレーシア:医療教育計画を一時休止
マレーシア政府は、ここ毎年の医学部卒業者の増加に伴い、量から質への転換を図るため、国内の医療教育計画を5年間休止することを発表した。これは適切な方針転換となるのだろうか?ブロガーたちの反応をまとめた。
韓国:無償の学校給食、国中で議論を巻き起こす
野党が提出した、無償学校給食の対象を拡大するための法案が国会を通過したことを受け、無償学校給食が韓国中で議論の的になっている。
韓国:スパのオーナー、延坪島の避難者を援助
4人の死者を出し全島民が島からの退去を強いられるにいたった先週の北朝鮮による韓国の延坪島への砲撃以来、希望を失っている島民への援助の申し出が韓国各地から寄せられている。延坪島に多大な打撃をあたえた攻撃の後、島民の多くは自宅をそのままにして一番近くの都市、仁川に避難している。家をなくしてしまった1300人の住民は幸運なことに救いの手を差し出してもらえた。また、800人の島民は現在、オーナー、パク・ウンギュ氏の計らいにより仁川の高級スパの一つのインスパワールドで生活している。同オーナーは一週間以上にわたって、何の条件もなしに善意を持って住居と食事を避難者に提供している。
ロシア: 北朝鮮による韓国砲撃事件に対するウェブ上の反応

ロシア沿海地方の人々は、11月23日に起きた北朝鮮による韓国砲撃事件に関するニュースを特別な関心を持って見守っていた。現地の報道は、韓国の挑発によって起きたと確信する政治家たちの意見を伝えており、それに対する反応も様々である。