記事 東アジア from 3月, 2011
日本:世界へ救いを求めて
ツイッター上に投稿された画像をちょっと検索してみるだけで、驚くべき結果が現れる。「宮城」というキーワードを入れて検索してみると、国内で最近の津波による大きな被害を受けた、この地域からのさまざまな画像が出てくる。さらにスクロールしてみると、青色と茶色のにじんだ塊のようなひとつの画像が目を引く・・・
日本:今大事なのは、日常に戻ること
3月11日、未曾有の大地震が日本を震撼させた。それから2週間、日が経つにつれ人々は、地震から立ち直り通常の生活に戻るべきだと感じ始めている。家や家族を失った人にとってそれは非常に難しいことだが、難を逃れた人たちは、自分の役割を果たし日本の経済を復興させる必要があると感じている。
アメリカ:科学ブロガーによる福島原発の解説
3月11日(金)に日本の本州東海岸沖で発生した地震とそれによる津波に人々は恐怖した。しかしその恐怖も、福島原子力発電所を襲った爆発によって広がったパニックに取って代わられた。ただブログ界には、福島で展開しているできごとに対してより慎重に反応しているように見えるコミュニティーがある。科学ブロガーたちだ。
日本:「もうあの音は嫌だ」
2011年3月11日の巨大地震に続く日々の余震で、テレビや携帯電話で頻繁に耳にしている緊急地震速報の警報音は、人々の頭から離れられなくなってしまった。この警報音は国民達を苦しめ、ミニブログサイトのツイッター上のコメントには、この音への恐怖や不安が書かれている。
韓国:日本の地震に対する韓国人の反応-古い確執を忘れる
両国間の古い確執を忘れ、韓国のブロガーやツイッターユーザーは危機に陥った日本に対して深い思いと支援を表明した。一方、既に深刻な状況を更に悪化させるような韓国メディアに対し、厳しい批判が向けられた。
ウクライナ:福島とチェルノブイリを比べる?
メディアはますます、福島での事故はソ連時代のチェルノブイリ原発事故以来、世界で最悪の核災害だと報じるようになった。このニュースはウクライナにも大きな衝撃を与えた。ここにはチェルノブイリ原子力発電所があり、25年前起こった惨事の記憶は未だにはっきりと残っているのだ。
日本:津波が太平洋沖を襲撃、全てを奪う
国内観測史上最大の地震に続き、日本は最も恐ろしい津波に襲われた。7メートル以上ある津波が車や建物を一掃する映像がニュースで流れ、国中の人々がテレビに釘付けとなった。
台湾:日本での地震への反応
昨日、世界で観測史上5番目の規模の大地震が日本を襲ったとき、台湾の人々の間にも同じく衝撃が走った。台湾と日本は多くの地理的な類似性を有しており、どちらの国も地震や台風といった自然災害の危険にさらされている。1999年に起こった921大地震は2415人もの命を奪い、台湾の地理的構造を永久的に変えてしまった。このことは未だ人々の記憶に新しい。