記事 東アジア from 12月, 2011
フィリピン:台風「センドン」の被害で政府が国家災害宣言
台風「センドン」の影響でミンダナオ島北部の多くの地域が破壊されたのを受けて、大統領は国家災害を宣言した。既に1000人以上が洪水により死亡し、さらに1000人が未だ行方不明である。市民メディアによる洪水被害の写真と報道を紹介する。
タイ:洪水の中を生き抜く独創性
タイの洪水状況は、水も引きはじめ状況はよくなりつつあるが、一方で、死者の数は現時点で600人を超えている。この水害は、過去50年で最悪の規模であるが、この洪水にうまく対処しようとする人々の姿に、創意あふれる生き方も見られる。
シンガポール:出稼ぎ労働者の物語
シンガポールの外国人労働者の数は増加を続けているが、その労働条件や住宅環境についてはほとんど知られていない。3名のインターンが、繁栄するシンガポールの出稼ぎ労働者の話を知りたくて、「Made by Migrants」というプロジェクトを立ち上げ、2週間にわたり建設労働者の日常生活を記録した。
中国:台頭するも身動きとれず
中国の国境の85%は、政略的な観点から世界中が注目するホットスポットとなっている。ある著名な教授は、地政学的な問題に対処するためにも、中国が接する海へのアクセスなどは、中国の自由であるべきだと主張する。
カンボジア:過去10年で最悪の洪水
カンボジアはここ10年で最悪の洪水に見舞われている。政府は、ほぼ50万ヘクタールの水田が水没し、地域の食糧不足が懸念されると伝えている。この記事では、災害の状況をより詳しく伝える。