記事 東アジア from 7月, 2013
ネチズンが共有する、それぞれの育児
「#途中から育児の話になるポエム」というハッシュタグがネチズンの注目を集めている。そのハッシュタグとともに、育児にまつわる日常的な風景が、それぞれの語り口でつぶやかれ、シェアされ、共感を呼んでいるのだ。早速チェックしてみよう。
グレートファイヤーウォールの父、大学学長を辞任へ
「グレートファイヤーウォールの父」と称される、情報セキュリティのエキスパート、方浜興(ファン・ビンシン)が北京郵電大学の学長を辞任した。大学での学位授与のスピーチ中になされた、辞任という突然の決定は、オンライン上に騒動に火を付け、中国のインターネット事情に詳しい人々を怒らせた。
選挙の見出し「華人はさらに何を望むのか」にマレーシア人激怒
マレーシアのナジブ・ラザク首相は、先の総選挙にて華人の多くが野党に投票したことを「華人の津波」と呼び、それを非難した。また与党系の新聞はapa lagi Cina mahu?(華人はさらに何を望むのか?)という見出しを掲載した。これらについてマレーシアの人々から反発が起こっている。
中国がすべてのインターネットユーザーの実名登録を検討
2012年12月18日、国営新聞の人民日報がインターネット監視強化の呼びかけたのに続いて、新華社は2012年12月24日、中国政府が5億人のインターネットユーザーに対し実名登録を課す新たな法律を検討していると報道した。
中国:大人になって親と離れて暮らす子の親元訪問を義務化
中国では今週、大人になって親と離れて暮らす子に対して「頻繁に」親元を訪問することを義務付ける新しい法律が施行されたが、中国で最も人気のある簡易ブログサイトSina Weiboにおいてユーザーの嘲笑を買った。
日本最悪のブラック企業は?!
労働者のための活動家とジャーナリストで構成された委員会がブラック企業大賞2013のノミネート企業を発表した。労働者を過労・自殺で失った8つの企業・組織がこの不名誉な賞にノミネートされている。ウェブ利用者はこのサイトから日本のブラック企業に投票することができ、途中結果とコメントを見ることも可能だ。 校正: Takuya Oshige, Saori Yanagisawa
インドネシア大統領への「宗教的寛容」賞授与へ抗議
2013年5月30日、インドネシアのユドヨノ大統領がワールド・ステートマン・アワード(世界の優れた指導者賞)を授与された。しかし、彼は世界最大のムスリム人口を抱える自国で宗教的不寛容と暴力が広がっていることにほとんど対処してこなかったと、大勢の人が指摘し抗議した。
日本:コーヒーアートは3次元へ
「温かい飲み物を選ぶとしたら、まず緑茶」が根強い日本で、泡立つ立体芸術や、伝統的な日本女性の顔のアートが描かれたカプチーノの自販機など、コーヒーアートの人気が高まっている。
「スカートをめくって命を守ろう」シンガポールで子宮頸がんの広告に賛否両論
5月、シンガポールの人々に無料のパップスメアテスト(子宮頸がん検査)を促すために、シンガポール対がん協会は「スカートをめくって命を守ろう」という広告を出した。すると、クリエイティブだ、影響力がある、いや、不快感を与える広告だ、と活発な議論が巻き起こった。