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よみがえったユーゴスラビアのコミック「ディカン」のメッセージ 「だれもが皆、移民の子孫」
「俺たち古代スラブ人の活躍がついにインターネットでも見られるようになったぞ! ようこそ俺たちのサイトへ、どうぞごゆっくり」
しゃれにならない選挙は笑い飛ばすしかない
選挙違反など不正行為の蔓延するバルカン諸国には、選挙に関する笑い話も多い。憤激を笑いに変える彼の国の知恵を、いくつかご紹介する。
セルビア当局、11人の外国人人権活動家を逮捕
アムネスティ・インターナショナルはセルビア当局に対して、11人の活動家の釈放を求めた。活動家たちはブルガリア、フィンランド、スロバキアから入国し、中・東欧諸国と中国の首脳会談(CEE-Chinaサミット)に合わせてベオグラードで平和的な抗議活動を計画していた。
セルビアの洪水:数万人の避難者
セルビアとボスニアの都市の多くでは、浸水が数メートルになり、住民は避難を余儀なくされている。少なくとも数百人が死亡、数万人が家を失い住む場所をうしなっている。セルビアでは政府の救援活動の不手際に不満が出ている一方で、市民運動による救援活動が目覚しい働きを見せている。
東ヨーロッパからの移民がイギリスのIT産業を活性化
イギリスは数年前から、ルーマニアとブルガリアからの移民がイギリスに永住し仕事を探すことを防ぐために労働者の移動規制をかけているが、2014年1月1日付けでそれが解除される。欧州連合(EU)の中でももっとも貧しい国であるこの2国から、多数の労働者が流れ込んでくるだろうと予測する者がいる一方、あまり移民者はいないだろうからほとんど影響はないと言う者もいる。また、ルーマニアでは革新的なIT産業が成長しているので、イギリスのIT産業にも恩恵をもたらすだろうと多くの人が力説している。それに近年、エストニア、リトアニア、スロベニアなど他の東ヨーロッパ諸国もイギリスの好調なIT産業を助けてきた。インディペンデント紙は、イギリス在住の東ヨーロッパ移民であるIT起業家たちの話を交えて、いくつかの角度から見た最新事情を取り上げている[en]。
ブルガリア:ボイコ・ボリソフ首相抜きの一日
2011年7月5日、伝統的なブルガリアのメディアに挑戦状が送られた。はたして他のメディアはフェイスブックの「首相ボイコ・ボリソフ氏抜きの一日」に賛成するだろうか、それともブルガリアの首相の行動を通常通り報道するのだろうか?
スロバキア:二級消費者
消費者の立場からすると、一つの銘柄の製品は世界中どこでも同じ品質であってほしいものだが、品質や価格の地域格差は確かに存在している。そしてその格差は、その製品が西ヨーロッパ市場向けのものか中央・東ヨーロッパ市場に向けのものかによって決まる。これに関する最近の調査結果に対して、スロバキアのネットユーザーがどのように反応しているかTibor Blazkoがレポートする。
ブルガリア:日本の被災者に避難所を提供
東北地方太平洋沖地震は、世界全体にとっての悲劇となっている。数千人の命を奪ったこの震災の被災者を支援したいという、様々な国や大陸の人々の想いの強さが、そのことをよく示している。Ruslan Tradが、ブルガリア人によるオンラインの活動についてレポートしている。
ブルガリア:ソフィアの旧ソ連軍記念碑に対するブロガーの論争
ソフィアの旧ソ連軍の記念碑は、第二次世界大戦のナチスに対する勝利を称えて、1954年に建てられた。今日、この記念碑が右派と左派の政治団体の間で議論の的となっている。最近ブルガリア社会において、ある右派の団体が、この碑を撤去すべきかどうかの議論を始めた。