記事 マケドニア共和国
マケドニア:道いっぱいの靴が語る、人口の国外流出問題
マケドニアでは、厳しい貧困や政治的要因を背景に、国民の国外流出が大きな問題となっている。今年2月、国民は愛する者が残した靴を政府庁舎前に並べ、政府への抗議の意を示した。
しゃれにならない選挙は笑い飛ばすしかない
選挙違反など不正行為の蔓延するバルカン諸国には、選挙に関する笑い話も多い。憤激を笑いに変える彼の国の知恵を、いくつかご紹介する。
ユーゴスラビア:1950年代の反ベール法に関するドキュメンタリー
この法律は「イスラム女性が虐げられ時代に取り残されてきたことを示す古くからの象徴を廃絶する」ために導入された。
マケドニア政府の中絶反対政策に立ち向かう活動家たち
「なぜなら、これは私の問題だ。中絶するかしないかを決めるのは私自身でなくてはならず、私だけの権利だ」
ヨーロッパ最古の湖 生物多様性が消滅の危機
マケドニアのガリシカ国立公園で、スキー場ならびに道路を建設する計画が持ち上がっている。そのため、100種以上の希少生物種や固有生物種の絶滅が危惧されている。また、ヨーロッパ最古の湖の生態系も危険にさらされている。
環境汚染源の工場にまたも対処の遅れを許したマケドニア政府に対し、住民が抗議行動
マケドニアのテトボ市内やその周辺で、大気汚染が危険な水準にあるが、政府が何らはっきりした対策をとらないことに対し、住民らは抗議している。
セルビア:旧ユーゴ・チトー大統領の妻ヨバンカ・ブロズ、人々から忘れられ孤独のなかで死去
旧ユーゴスラビア・チトー大統領の妻ヨバンカ・ブロズが2013年10月20日、ベルグラードで死去した。享年88歳。夫の死から約30年、彼女は人々の記憶から消え孤独のなかで余生を送った。
ボスニア・ヘルツェゴビナ:ワールドカップ出場を地域を超えて祝福
ボスニア・ヘルツェゴビナは、2014年サッカーブラジルワールドカップへの出場を決めた。インターネット上ではセルビア、クロアチア、モンテネグロのサポーターからの祝いのコメントが殺到している。
マケドニア:数十年の歴史ある詩の祭典に注目を
ポルトガルの映画製作者André Soaresは、『詩の夕べ』 という国際的な詩の祭典に関する 短編映画 を上映している。 『詩の夕べ』は、マケドニアの Struga という街で1962年以降半世紀にわたり毎年開催されている祭典だ。
マケドニア: スコピエにおける大気汚染のオンライン公表の透明性が問題に
市所有のオンラインシステム「スコピエブリージング」は住民に大気汚染レベルに関する情報を提供していたが、2011年1月上旬にサービスを停止した。なぜこのような重要なツールが元通りになる可能性は低いのか。現地の NGO が説明してくれたことを Filip Stojanovski が翻訳した。