記事 ラテンアメリカ from 7月, 2012
メキシコ:学生運動が大統領選挙の不正を指摘
大統領選挙から数日が経ち、#YoSoy132学生運動の参加者や支持者たちが、ソーシャルネットワーク上で選挙の暫定結果について不満の声をあげている。また、選挙に不正があったとして、再集計を求めるデモをしている。
ラテンアメリカ再発見の旅
あるラテンアメリカ旅行ブログでは、寄稿者自身が現地を訪れ、主要メディアでは取り上げられにくい様々な側面を、現地から伝えている。ここまでの旅の概要を振り返ってみよう。
アルゼンチン:鍋を打ち鳴らす抗議デモ、再び
5月31日、鍋を打ち鳴らす抗議デモ、cacerolazoがアルゼンチンで再び起きた。これは、政府の外貨政策や政情不安、腐敗に対する市民の反応だ。アルゼンチン国民たちは、SNSを通じてデモを組織し、通りへと繰り出した。
ニカラグア:児童労働根絶への終わりなき戦い
ニカラグアでは、児童労働の阻止をは容易ではない。子供に教育を受けさせることが重要であると考え、啓蒙活動の影響を受けている家族もいる。しかし、どうにか暮らすための手段が児童労働であるという家族もいるからだ。
コスタリカ:子供たちの命を救うサーカス
コスタリカ南部のペレス・セレドンという街に、ファンタスティコ・サーカスが活動する拠点を構えている。ファンタスティコ・サーカスは海外公演も行っているが、その一方で、この地域の子供たちや青年が麻薬や犯罪から抜け出す機会を与えている。
ブラジル:雑誌でホームレスにチャンスを
2002年からサンパウロとリオデジャネイロの路上で売られている雑誌「Ocas」は、ブラジルの主要な出版物とは一線を画する情報を掲載しているが、単にそれだけにとどまらない。ホームレスや社会生活に困窮している人々が、人生の新たなスタートと働く機会を同雑誌を通して得られる。
メキシコ:おもちゃコレクションに託すメキシコの未来
.ある65歳のおじいさんは、100万個以上の古いおもちゃを個人的なコレクションとして所有している。その多くはメキシコで作られたものだ。メキシコ人建築家Robert Shimizuは、彼の息子と共に、自宅をおもちゃ博物館として開館することに決めた。彼らの字幕付きドキュメンタリービデオ「メキシコおもちゃ物語」は、どのように開館へ至ったのか、又おもちゃを通してどのようにメキシコが自国の歩み取り戻せるか、彼らの考えを伝えている。