記事 メキシコ
毎日国境を越えて通学する女子高校生
あるアメリカの高校では、70パーセントの生徒がメキシコから国境を越え通学する。生徒たちの大きな負担となっている通学路は、われわれの常識とはかけ離れている。
GV Face:「テロ」という言葉、あなたはどう思いますか?
グローバル・ボイスの編集メンバー7名が集まって、「テロ」という言葉をテーマにディスカッションを行った。
「死者の日」について知っておきたい5つのこと
メキシコの祝日「死者の日」。巨大なメキシコ人コミュニティを抱えるアメリカでは、メジャーになりつつあるようだ。
現代の計算機にも負けないマヤ文明のそろばん「ネポ」
古代メソアメリカ文明のそろばん「ネポーワルツィンツィン」は、今でも人々に使われていて、電卓に負けない正確な答えをはじき出してくれる。
メキシコの小さな町を彩る巨大壁画の魔法
メキシコの小さな町ラス・パルミタスがどんどん元気にー200軒の家々を色鮮やかな壁画に変えたストリートアーティスト、ヘルメン・クルーの活動とはー
「言語の枷に捕らわれず、両言語を駆使した会話を始めよう」メキシコ人作家へのインタビュー
メキシコ人作家のクリスティーナ・リベラ・ガーザは、米国・メキシコ両国で活動しながら、創作はスペイン語でのみ出版してきた。25年の米国生活を経て、スペイン語・英語両言語で書くようになると世界が広がったと語る。
ラス・パトロナス:メキシコの「死の列車」に人道支援をつづける女性たち
メキシコを南北に縦断する「ザ・ビースト(野獣)」と呼ばれる列車がある。アメリカンドリームを夢見て、多くの中米移民が危険を冒して「死の列車」に乗る。そんな移民たちに食料支援を続けるメキシコの女性たちがアストゥリアス皇太子賞の候補になった。
メキシコにも奴隷はいる? ~深い傷を負った女性の物語~
現代でも、同じ人間を奴隷のように扱う人がいる。メキシコのクリーニング店で働いていたある女性は、悪条件のもとで酷使され、ひどい虐待を受けた。彼女が心とからだに負った傷は、いまだ癒えることはない。
メキシコ政府がオアハカの先住民ラジオ局を弾圧
メキシコの先住民の人々に愛されているコミュニティラジオ局が、またもや政府による弾圧に直面している。政治的野心を持った支配層はあからさまな敵対姿勢を見せている。
通訳なしに病院で痛みを表現すること―地域特有の言語で伝えるには
メキシコの病院では、地域の言語に精通した医療者や適切な通訳サービスが存在しない場合、患者は苦しみを的確に表現することができない危険性がある。 ヤスナヤ・アギラールは、メキシコの雑誌EstePaísの「EstePaísブログ」のコラム欄でそのように述べた。ミヘー語を話すことができる看護師や医者に対して、同じミヘー語ならばスペイン語よりもどれほど正確に痛みを表現できるかという例をヤスナヤは挙げている。また、ミヘー語をスペイン語に訳すには限界がありうるということについても例を挙げて説明している。 (訳注:ミヘー語(Mixe)とは、メキシコの山岳地帯に暮らすミヘーというインディヘナ少数民族が母語としている言語。ミヘ語とも。) 引用すると、 En mixe por ejemplo tengo un conjunto de palabras distinto para nombrar el dolor físico: pëjkp, jäjp, pä’mp, we’tsp… Apenas hallo equivalentes para alguna en español. Las diferencias todavía son más grandes y hay momentos en los que sólo puedo describir un dolor en español o...