· 11月, 2011

記事 中東・北アフリカ from 11月, 2011

イエメン:「女性たちがベールを燃やした」

  2011/11/02

イエメンの女性たちが今日(2011/10/26)、サレハ政権の残虐性と暴力行為に対する抗議の証として、ベールやスカーフを燃やす行動に出た。サヌアやタイズでは政権の弾圧により一晩で約25人が殺されたこともあるうえ、最近では女性もその標的となっていることへの抗議である。このベールを燃やすという行動は、一部が誤解しているような、女性の権利やイスラム教徒のベール着用に反対する趣旨のものではない。これは助けを求める叫びである。そして今回の行動は特にサレハ政権にその的を絞ったものである。