記事 中東・北アフリカ from 6月, 2012
フランス:イスラム法をからかった週刊紙本社が全焼
2011年11月2日未明、風刺週刊紙シャルリエブドのパリの本社に火炎瓶が投げ込まれ事務所が全焼した。それは、イスラム教の預言者ムハンマドを「客員編集者」に見立てた同週刊誌の最新号が発売され、売り切れそうになるほど売れた日のことであった。
エジプト:Twitterで健康的な生活
Twitter を使うことで、人の命を救ったり健康を増進させたりすることは可能だろうか。 Tarek Amr は、とある Twitter アカウントに注目している。このアカウントのユーザーはエジプトの夫妻で、社会の健康意識を高かめようとしている。性教育といったタブーとされる話題に触れることも多い。
イエメン:統一記念日の前日に自爆攻撃
5月21日、イエメンの首都サヌアにて行われた軍事パレードのリハーサルを標的に自爆攻撃が発生した。およそ100人が死亡し、少なくとも200人が負傷した。軍服を着た自爆犯は、イエメン南北統一22周年を記念するパレードのリハーサルを行っていた兵団の真っただ中で、爆薬を爆発させた。
イエメン:緊急警告、イエメン人の半数が餓死の恐れ
アラブ世界の最貧国の一つであるイエメンでは、非常に多くの人々が深刻な人道危機、広がる食糧難、慢性的栄養不良に直面している。世界食糧計画が発表した新たなデータによると、人口の45%に十分な食糧がないという。