記事 北アメリカ from 2月, 2010
グルジア:冬季オリンピック開催と同時に起きた悲劇
グルジアのフォーラムでは、2010年冬季オリンピックの開会式当日の深夜にこの悲劇が伝えられた。クマリタシビリ選手は、練習中に時速140kmで突入した最終ターンでコースから投げ出され、壁を超えて鉄の補助ポールに激突した。ヘリコプターで病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
カナダ:先住民の若者、自殺率危機的に
今月、2010年バンクーバー冬季オリンピックが開幕すると、先住民のシンボルがこのイベントを代表することになっている。大会のロゴである現代風イヌクシュクは、カナダのイヌイットの人びとが方位を示す目印として使う石の像。イヌクシュクは友情と希望のシンボルだと、主催者は言う。しかし、その希望がカナダの先住民族の若者にはない。驚くべき速さで自殺が続き、一部のコミュニティでは危機的な状況を生んでいる。
ハイチ:「略奪」の報道、しかし地震後に暴行が起きた証拠は少ない
ハイチの地震から四晩たち、テレビやラジオ、インターネットではメディアの "looting" (略奪) という言葉の使い方に関する議論が高まっている。グローバル・ボイス寄稿者Marc Hermanが、世界中のブログやメディアの見解を紹介する。