記事 from 3月, 2011
ロシア: 福島原子力発電所の災害が原発に関する議論を引き起こす

このポストの原文はグローバル・ボイス 日本地震2011 [英語]特集の一部です。 2011年3月11日(金)に発生したマグニチュード8.9の地震の後日本で起きている自然災害は現在、ロシアのブログ界で非常に広く話題にされている。地震とその後の津波の影響の中でも特に心配されるのが福島県の原子力発電所だ。技術者たちが大規模なメルトダウンを食い止められたのかはいまだに不透明である。 日本の沿岸都市を破壊しつくした津波の衝撃的な映像を共有したり、日本にいるツイッターユーザーのつぶやきに耳を傾けるほかに、福島の事故が次々に起こる中、ロシアのブロガーは原子力発電の問題について議論を交わしている。
パレスチナ: ヨルダン川西岸 - 2人の学生の目に映る人生
Linah AlsaafinとHeba Awadallahはヨルダン川西岸、ラマラ近郊のBirzeit大学の学生だ。1年前、二人でブログを始めた。 ブログはLife On Bir Zeit Campusというタイトルで、学生生活やパレスチナの政治、その他の話題に鋭くも愉快な眼差しを向けている。
ペルー: 東日本大震災、ペルー人にも影響
2011年3月11日に日本を襲った地震 は、世界の他の地域にも影響を及ぼしている。日本には日本に住むペルー人の大きなコミュニティがあり、ウェブ上での予測によると、60,000人のペルー人(主に日系)が日本に住んでいるという。多くのペルー人が彼らの家族や友達に影響が出ているのではと、地震について心配している。
台湾:日本での地震への反応
昨日、世界で観測史上5番目の規模の大地震が日本を襲ったとき、台湾の人々の間にも同じく衝撃が走った。台湾と日本は多くの地理的な類似性を有しており、どちらの国も地震や台風といった自然災害の危険にさらされている。1999年に起こった921大地震は2415人もの命を奪い、台湾の地理的構造を永久的に変えてしまった。このことは未だ人々の記憶に新しい。
カタール:ブロガーが隔離拘禁される
カタールのブロガーとして知られている範囲で初の逮捕者とされる人絹活動家のSultan Al-Khalifi (このブログの著者)が、3月2日以降、隔離拘禁を受けているとアムネスティ・インターナショナルが報じた。
ブラジル:スペインから追放されたブラジル女性の怒り
今年初めにブラジル人行楽客であるデニス・セヴィロという34歳の大学研究員がスペインから国外追放されたことがきっかけで、2国間の移民問題が再び話題となった。Severo は自分の体験を公開書簡に記した。この書簡は多数のブロガーによって広範囲に広められ。さらにスペイン移民当局による彼女の扱いに対して多くの反応を引き起こした。
ベネズエラ:ガソリン使用制限構想に関するネット市民のコメント
2月15日、ベネズエラのフゴ・チャベス大統領は、検討中のガソリン配給施策を発表した。これはベネズエラの人たちにとっては、非常に微妙な問題だ。ベネズエラは、ガソリン価格が世界で最も低い国のひとつだからである。ベネズエラ政府によれば、ガソリン総コストの約90%を補助している。発表後、ブロガーやツイッター利用者からさまざまな反応が挙がった。
オーストラリア: 炭素税に対する「ティーパーティ」的運動
もしオーストラリアブログ界の兆候が正しいとすれば、次の総選挙は炭素税(気候税)をめぐる国民投票になるだろう。この件は既に意地の悪い個人攻撃にまで発展している。グローバル・ボイスの記者Kevin Rennieが、賛否両論の法案に対するオンラインの反応を集めた。
「我々はアリにあらず」:経験に基づいた楽観主義を推進する新刊書
No Somos Hormigas (我々はアリにあらず)は本でありオンラインのプラットフォームでもある。これは「経験に基づく楽観主義」を扱うスペイン語のプロジェクトなのだ。グローバル・ボイスはこの本の中でもオンライン上でも、社会イノベーションのプロジェクトの一例として言及されている。
ポーランド:2010年ベストブログ大賞決まる
グローバル・ボイスの寄稿者Jakub Górnickiが、本年度のポーランドの「ブログ・オブ・ザ・イヤー」受賞者をレビューする。